九州・沖縄支部会(2025年2月)のお知らせ(第3報)
今月22日に行う支部会の発表プログラムが決まりましたのでお知らせします。
この時期は島原城内の梅苑「古野梅苑」には300本の梅が咲き誇ります。
支部会会場からは徒歩5分です。ご興味のある方はこちらもお立ち寄りください。
皆さまのご参加をお待ちしています。
【2024年度 日本天文教育普及研究会 九州沖縄支部会】
日時 : 2025年2月22日(土)13:00~19:30
支部会・一般発表:13:00~16:00
特別講演:16:30~17:30
観望会 :18:00~19:30
場所 : 島原市文化会館 https://www.shimabara-hall.jp/
住所 : 長崎県島原市城内1丁目1177−2
参加費: 無料
対象 : どなたでも
【参加・発表申し込みフォーム】
https://forms.gle/whSnfqjtFXngoLX5A
支部会発表は締め切りました
懇親会参加申込締切:2月15日(土)※締切延長
支部会参加申込締切:2月20日(木)
【支部会13:00~16:00】発表15分+質疑応答5分
(前半)
1「スターパーティ in 白木峰」について 高原和徳
2 鹿児島学生団体Pyxis(ピクシス)による天文・宇宙教育普及活動の紹介
松尾たま希 /笠井梨名 /堀切 月葉
3 高齢者から子供まで楽しめる天文教材の開発 鴈野重之
(後半)
4 プロキオンはシリウスより前に昇るのか? 前田利久
5 SPACE FIGHT:宇宙教育カードゲームの開発と展望 伊東 拓実
6 あの星まで何km?~年周視差で近傍星ラランド21185との距離を測る~
林あい / 刀根佳子
7 天文教育普及活動における若手の立ち位置を考える 松坂怜
8 事務連絡
【招待講演16:30~17:30】
題目:超伝導技術で挑む銀河とブラックホールの謎
講師:東京大学 河野孝太郎
要旨:現在の宇宙に存在する銀河とブラックホールの質量を調べてみると、 両者は緊密な関係を示すことが明らかになってきました。こうした銀河とブラックホールの関係は、いつ、なぜ、どのように実現したのでしょうか。 現代天文学における最大の謎の一つとも言えるこの問題に迫る手がかりが サブミリ波と呼ばれる電磁波の観測であり、さらに、そこで鍵となる要素技術が超伝導です。 本講演では、クェーサー、すなわち成長中のブラックホールを宿す銀河を取り上げ、電波干渉計の発明とクェーサーの発見について、そして、アルマやすばる、さらには宇宙赤外線望遠鏡JWSTなどによる最新の観測画像とその成果を交えながら、天文学の発展が新たな技術革新とともに、車の両輪のように人類の知の地平線を切り拓いてきたことを示します。そして、集積超伝導分光技術と私たちが名付けた、新たな宇宙観測技術とその将来展望について解説させていただきます。
【観望会18:00~19:30】
場所:島原城(集合:市民文化会館)
※天候不良時は、室内で星のお話と望遠鏡体験を行います
【懇親会20:00~21:30】
場所:市民文化会館 中ホール
会費:1500円 ※アルコール厳禁
【駐車場について】
市民文化会館の駐車場は無料でご利用いただけます。
島原城の駐車場は有料です。
世話人:青柳千尋、前田利久、鴈野重之、松坂怜