年会実行委員長:飯塚礼子
(2025年7月2日更新)
第39回天文教育研究会・2025年日本天文教育普及研究会年会の第2報をお届けします。今年度は、慶應義塾大学日吉キャンパスを会場とし、対面形式での開催を予定しております。
今回の年会では、テーマを「枠を超えて盛り上がろう!天文・宇宙」とし、年代や活動場所、活動のスタイルなどの「枠」を超えた、天文・宇宙でみんなで盛り上がるような活動に関する発表を広く募集します。また、テーマに関わらず、天文教育普及に関する様々な取り組みの発表を歓迎します。
お忙しい時期かと思われますが、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
申込Webサイト
https://tenkyo-nenkai2025.peatix.com/
以下の開催概要をご一読の上、お申し込みください。
最新情報は、本ページを通じてお知らせします。
https://tenkyo.net/2025/04/16/annual_2025/
テーマ
「枠を超えて盛り上がろう!天文・宇宙」
テーマセッション
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★テーマセッション1「グローバルに盛り上がろう!」(招待講演)
・タイトル
『ウクライナのプラネタリウムや宇宙開発、天文台、文化、そして日本における活動』
・講師
オレナ・ゼムリヤチェンコ氏(ウクライナ・ハルキウ出身、天体解説員。現在ギャラクシティに勤務)
・講演概要
IAUが目指す信念「天文学が社会をより良くする」を踏まえ、ウクライナ北東部の都市ハルキウで働いていた天体解説員のオレナさん。「地球はつながっていて、夜空に国境はない。」オレナさんが切望する宇宙への想いのご講演です。
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★テーマセッション2「世代を超えて盛り上がろう!」
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★テーマセッション3「YouTubeでも盛り上がろう!」(パネルディスカッション)
・タイトル
『天文・宇宙×エンターテインメント!!』
・講師(パネリスト)
星見まどか氏(惑星科学者VTuber) (YouTube) 、 (X)
宇推くりあ氏(ロケットアイドルVTuber) (YouTube) 、 (X)
リコット氏(天文系YouTuber) (YouTube) 、 (X)
・講演概要
天文・宇宙とエンターテインメントを融合した新たな形での教育普及活動の実践者を招き、パネルディスカッションを実施します。
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日時
2025年8月3日(日)午後〜 5日(火)午後 ※現地開催のみ
・8月3日(日)テーマセッション1、一般発表、臨時代議員総会
・8月4日(月)テーマセッション2、一般発表、会員全体集会
・8月5日(火)テーマセッション3、一般発表、まとめ
会場
慶應義塾大学 日吉キャンパス 第6校舎 613教室
神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1
https://www.hs.keio.ac.jp/index.html
※「日吉」駅(東急東横線・東急目黒線・東急新横浜線・横浜市営地下鉄グリーンライン)から徒歩5分
※「日吉」駅までは羽田空港から50分程度
参加費
一般会員 1,500円、一般非会員 3,000円
学生会員500円、学生非会員1,000円
ジュニア会員無料、高校生以下無料
申込等の日程
申込開始 5月15日(木)
発表(口頭・ポスター)申込締切 6月15日(日)
プログラム発表 6月29日(日)
発表資料提出締切 7月19日(土)
情報交換会参加締切 7月19日(土)
エクスカーション申込締切 7月19日(土)
参加のみ申込締切 8月2日(月)
申込方法
以下の申込Webサイトからお申し込みください。
・申込Webサイト: https://tenkyo-nenkai2025.peatix.com/
発表・参加申込について
発表されるすべての方に事前の電子ファイル(発表用pptx/PDFファイル、ポスターファイル)の提出をお願いします。発表ご予定の皆さまにはご理解とご協力をお願いいたします。
発表は原則として、1名あたり口頭発表1件まで、ポスター発表も別途1件までといたします。口頭発表を申し込まれていても、時間的制約により、ポスター発表への変更をお願いすることがございます。WG等活動報告をされる方で、口頭発表と合わせて複数の発表を希望される方は、実行委員会まで事前にご相談ください。
年会への発表申込や参加費支払いはすべて年会のWebページ(本ページ)からアクセスできるPeatixにて行います。(Webページの入力が困難な方は、年会実行委員会にご相談ください。)
最新情報は、メーリングリストや日本天文教育普及研究会のWebサイトでお知らせします。
学生支援について
参加される学生に対する支援を行います。
・会場係支援担当(謝礼をお支払いします)
・旅費補助(遠方からの参加者向け。全額ではありません)
希望者は年会への申込の後、以下のフォームに入力してください。
https://forms.gle/HRbRWNTcJVbFLVAp9
情報交換会について(別途参加費が必要)
・日時:8月4日(月)18:30~20:00
・会場:慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎1階 ファカルティラウンジ
・参加費:6,000円程度(学生は若干の割引を予定)
※参加費は現地払いで現金のみとなりますが、人数確認のため、年会の参加申込時にPeatixにて予約チケットを選択してください。
※情報交換会は有志開催であり、本会の公式行事ではありません。領収書等の発行はいたしかねます。
※7月30日(水)以降のキャンセルは、参加費を全額申し受けますので、予めご了承ください。
エクスカーションについて
希望者に対して、以下の見学を予定しています。参加ご希望の方は、人数確認のため、年会の参加申込時にPeatixにて予約チケットを選択してください。
なお定員を超過した場合、受付を終了いたします。
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[A]「高校生によるプラネタリウム上演」 提供:慶應義塾高等学校地学研究会
・日時:8月3日(日) 18:15〜(番組上演は15分程度)
・定員:60名(超過の場合は2回上演とします)
・参加費:無料
・内容:慶應義塾高校地学研究会部員による、プラネタリウムの上演です。
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[B-1]講演「日吉の地形と地質」 提供:杵島正洋 様(慶應義塾高等学校)
・日時:8月5日(火) 16:00〜17:30
・定員:40名
・参加費:無料
・内容:日吉キャンパスは、気候変動による海進と海退、その間の海水や河川による侵食、堆積に加え箱根や富士の活発な火山活動によって形成されました。その様子を実際の地層や地形を見ながら解説します。
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[B-2]「日吉台地下壕見学会」 提供:日吉台地下壕保存の会
・日時:8月5日(火) 16:30〜18:00
・定員:50名
・参加費:ガイド費用1,000円(当日徴収します)。
・内容:旧海軍連合艦隊司令部が第二次世界大戦末期に使用し、前線の艦隊や航空隊に指令を下していた、日吉台の地下壕を見学します。
・注意事項(必ずお読みください):
https://docs.google.com/document/d/1t3YNOWsT_pm-D-BzmUT1hyBfGP6-Iz9e0XDOedZ9nvg/edit?usp=sharing
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宿泊について
宿泊施設などは各自で確保していただくようお願いいたします。
会場の最寄駅は「日吉」駅(東急東横線・東急目黒線・東急新横浜線・横浜市営地下鉄グリーンライン)となります。
駐車場について
会場の慶應義塾大学慶應大学日吉キャンパスには来校者の駐車場はありません。お車で会場にいらっしゃる場合は近隣の有料駐車場をご利用ください。
最新情報は、本ページを通じてお知らせします。
https://tenkyo.net/2025/04/16/annual_2025/
プログラム
2025年8月3日(日) 12:00受付開始 13:00開始
【開会行事】13:00〜13:15(15分)
はじめに:実行委員長あいさつ 飯塚礼子
【テーマ発表1】13:15〜14:15(1件あたり発表9分+質疑応答2分+転換1分、5件)
T01 天文文化の継承ー沖縄本島を事例として | 北尾浩一
T02 音で楽しむ太陽系の秘密 | 亀谷收
T03 Wikipedia日本語版の星座記事全面改稿から見えた天文普及の課題・問題点 | 小林道生
T04 前半 アイマス天文部 後半 天文部マンガ移動図書室 | 友田哲
T05 近代プラネタリウム100周年記念ポスターの制作報告 | 松井瀬奈、他 プラネタリウム100周年ポスター制作メンバー
(休憩15分)
【一般発表1】14:30〜15:30(1件あたり発表9分+質疑応答2分+転換1分、5件)
A01 「天文教育」とはどんな学問なのか | 佐藤祐介
A02 Teaching of Astronomy in Asian-Pacific Region: 記録と回報の重要性 | 富田晃彦、鴈野重之
A03 研究費報告からみる天文教育普及と関連分野 | 玉澤春史
A04 SSHと天文探究活動 | 山田隆文
A05 標準天体名表記 | 佐藤勲
(休憩15分)
【若手奨励賞受賞記念講演】15:45〜16:15(30分)
Y01 アストロツーリズム振興にかかる調査研究及びその社会実装に基づく天文教育普及活動 | 澤田幸輝
【ポスターセッション1】16:15〜17:00(紹介1分×5+40分)
(休憩15分)
【テーマセッション1「グローバルに盛り上がろう!」】17:15〜18:00(45分)
S01 ウクライナのプラネタリウムや宇宙開発、天文台、文化、そして日本における活動
〈招待講師〉オレナ・ゼムリヤチェンコ氏(ウクライナ・ハルキウ出身、天体解説員。現在ギャラクシティに勤務)
(休憩15分)
【代議員総会】18:15〜19:15
※場所:慶應義塾大学第6校舎613教室
【エクスカーションA「高校生によるプラネタリウム上演」】18:15〜
※場所:慶應義塾高等学校プラネタリウム
※申込締切:7月19日(土)
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2025年8月4日(月) 9:00受付開始 9:15開始
【一般発表2】09:15〜10:05(1件あたり発表9分+質疑応答2分+転換1分、4件)
A06 楽しい舞台選び | 高梨直紘
A07 天文ペーパークラフトの開発と普及活動について | 大江尚子
A08 小学生の宇宙観 | 穂積正人
A09 科学体験活動「星の学校 in 武蔵野大学」の実践 | 高橋典嗣
【ワーキンググループ報告】10:05〜10:30(1件あたり発表9分+質疑応答2分+転換1分、2件)
W01 Mitaka ワーキンググループの2024年度活動報告並びに2025年度の活動予定 | 波田野聡美
W02 若手天文教育普及WG 2024年度活動報告I~福島と徳島で実施した対面企画の紹介~ | 村越麻友
(休憩15分)
【テーマセッション2-1「世代を超えて盛り上がろう!」(一般発表)】10:45〜12:00(1件あたり発表9分+質疑応答2分+転換1分、6件)
A10 銀河電波の観測とドップラー効果による天の川銀河の構造の推察 | 藤沼直希
A11 宇宙カードゲーム『スペースファイト』 ― 宇宙と関わりの少ない場への展開 | 伊東拓実
A12 地域公開天文台と連携して行う理工系学生を対象とした天体観測実習の報告 -愛媛大学宇宙進化研究センターと久万高原天体観測館の取り組み- | 鈴木悠太
A13 重力レンズ効果を再現する光学レンズ設計 | 西原翼
A14 観光動機尺度にもとづくアストロツーリズムへのモチベーション調査:一般市民へのweb調査からの分析 | 澤田幸輝、高梨直紘、平松正顕、日下部展彦、玉澤春史、川越至桜、米澤樹、尾久土正己
A15 みさと天文台における「夜空の明るさ」の長期変動:SQM-LEによる4年間の測定分析 | 米澤樹
【集合写真撮影】12:00〜12:10
【昼食休憩】12:10〜13:15
「若手交流会」を実施(進行:若手天文教育普及WG)
【テーマセッション2-2「世代を超えて盛り上がろう!」(テーマ発表)】13:15〜14:15(1件あたり発表9分+質疑応答2分+転換1分、5件)
T06 (タイトル未定)| 今西康平
T07 天文学振興を目的とした、スターキャッチコンテストの全国開催を目指して | 猿谷太成
T08 天文アウトリーチ学生団体「あすちか」による 小学生への出前授業 | 湯地要
T09 地方×若手×天文で拓くこれからの教育普及活動 ―島原の活動から見える課題と可能性 ― | 松坂怜
T10 若手天文教育普及WGの”これまで”と”これから” | 小林星羅
(休憩・支部会)14:15〜14:55
【一般発表3】14:55〜15:35(1件あたり発表9分+質疑応答2分+転換1分、3件)
A16 船橋市に於ける天文普及および天文はじめ科学・教育と社会 | 若月聡
A17 金星コンテスト | 石川勝也
A18 AI技術を用いた観測画像に基づく銀河の立体モデルの生成と天文シミュレータへの応用 | 加藤恒彦
【テーマ発表2】15:35〜16:00(1件あたり発表9分+質疑応答2分+転換1分、2件)
T11 国際天文オリンピック 3年間の参加報告とその意義 | 中道晶香
T12 中国の望遠鏡メーカーによる天文教育への取り組み、天文機材開発の現状を紹介 | 渡邉晃
(休憩15分)
【ポスターセッション2】16:15〜17:00(紹介1分×5+40分)
(休憩15分)
【会員全体集会】17:15〜18:15
【情報交換会】18:30〜 ※申込締切:7月19日(土)
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2025年8月5日(火) 9:00受付開始 9:15開始
【一般発表4】09:15〜10:45(1件あたり発表9分+質疑応答2分+転換1分、7件)
A19 火星衛星探査計画MMXの広報普及活動 | 矢治健太郎
A20 月と星の観望会「半月講」の取組について | 深津貴成
A21 「インターネット望遠鏡(https://www.kitp.org/)」のトレーニングモードについて | 戸田 晃一
A22 観望会でのスマホによる月撮影について | 伊藤芳春
A23 全天球撮像による太陽の日周運動の映像教材の開発 | 髙田淑子
A24 南アフリカでの小惑星地球衝突会議参加報告 | 熊谷謙一
A25 福沢諭吉と天文学 | 三品利郎
(休憩15分)
【テーマ発表3】11:00〜12:00(1件あたり発表9分+質疑応答2分+転換1分、5件)
T13 将来構想 「(仮称)日本天文協会」設立への夢 | 縣秀彦
T14 インクルーシブ天文活動の報告 | 嶺重慎
T15 富山県で撮影された低緯度オーロラ写真の活用 | 野寺凜
T16 視覚障害者と晴眼者が共に感動できる次世代型プラネタリウム:宇宙のサウンドスケープ | 田中優作、宮田哲
T17 天文学を学ぶ高齢者の学習志向 | 鴈野重之
【一般発表5】12:00〜12:30(1件あたり発表9分+質疑応答2分+転換1分、2件)
A26 4年作文学習「宇宙のプロに伝えよう」 ~主体的な学びに繋げる学習単元計画を探る | 齊藤真美
A27 生徒研究におけるスマート望遠鏡での測光変光観測 | 松本直記
【昼食休憩】12:30〜13:30
【テーマセッション3「YouTubeでも盛り上がろう!」】13:30〜14:30(60分)
S02 天文・宇宙×エンターテインメント!!
〈パネリスト(招待講師)〉星見まどか氏(惑星科学者VTuber)、宇推くりあ氏(ロケットアイドルVTuber)、リコット氏(天文系YouTuber)
※パネルディスカッション
(休憩15分)
【テーマに関するまとめの討論】14:45〜15:30
【閉会行事】15:30〜15:45
【エクスカーションB-1 講演「日吉の地形と地質」】16:00〜17:30
※申込締切:7月19日(土)
【エクスカーションB-2「日吉台地下壕見学会」】16:30〜18:00
※申込締切:7月19日(土)
(ポスター発表)
P01 天体の色を手軽に測定 ~デジカメRAWデータの活用~ | 森好平
P02 若手天文教育普及WG 2024年度活動報告II~オンライン研修会の報告~ | 齋藤有菜
P03 大学生が考える天文サークルの活動の展望 | 三ッ森美優
P04 3Dプリンターで製作された天体模型を用いたワークショップの開発 ~視覚のみに頼らない教材を目指して~ | 野寺凜
P05 日本天文愛好者連絡会(JAAA)のやってきた事、やれそうな事 | 友田哲
後援
慶應義塾高等学校、自然科学研究機構国立天文台、日本天文愛好者連絡会、東亜天文学会、日本公開天文台協会、日本天文学会
年会実行委員会
関東支部を中心とした有志
・委員長:飯塚礼子
・関東支部代議員:三品利郎(副実行委員長)、桒田敦基、高橋幹弥、船越浩海、松坂怜
・年会担当理事:平松正顕
・実行委員:浅見奈緒子、瓜生こずえ、菊川真以、小林道生、篠原秀雄、高畠規子、田中里佳、寺薗淳也、直井雅文、波田野聡美、松岡義一、松本直記、三浦飛未来、和久信一
問い合わせ先
nenkai@tenkyo.net (年会実行委員会)
更新履歴
2025年4月16日 webページ(本ページ)を作成しました
2025年5月15日 第2報を掲載しました
2025年5月29日 学生支援に関する情報を記載しました
2025年6月14日 テーマセッションに関する情報を更新しました
2025年6月29日 プログラムを発表しました
2025年7月2日 表現を微修正しました(内容の追加はありません)