09:00 |
開場 |
09:10-10:10 |
一般発表(座長:山内銘宮子) |
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09:10 矢治健太郎「Communicating Astronomy with Public 2016に参加しよう!」 |
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09:25 縣 秀彦「天文情報共通発信サイト(仮)の構築と天文普及活動の最適化について」 |
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09:40 亀谷 收「国立天文台水沢での天文普及の活動」 |
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09:55 浅見奈緒子「科学コミュニケーションの新たな可能性を探る試み~天文学と茶道~」 |
[ 概要▼ ]
[ 概要▲ ]
- 矢治健太郎(国立天文台):Communicating Astronomy with Public 2016に参加しよう!
Communicating Astronomy with the Public は天文教育普及の国際会議でほぼ2年ごとに行われている。次回は2016年にコロンビアで開催される。その概要について紹介する。
- 縣 秀彦(国立天文台):天文情報共通発信サイト(仮)の構築と天文普及活動の最適化について
天文情報共通発信サイト(仮)の構築と天文普及活動の最適化について議論しましょう。
- 亀谷 收(国立天文台):国立天文台水沢での天文普及の活動
国立天文台水沢では、これまで天文普及の活動を行うため、キャンパス内にある奥州宇宙遊学館と協力した常時公開に加えて、年1回の特別公開(いわて銀河フェスタ)、高校生対象の電波観測、出前授業等を行っている。
- 浅見奈緒子(日本教育大学院大学):科学コミュニケーションの新たな可能性を探る試み~天文学と茶道~
近年、科学コミュニケーション分野ではさまざまな対話活動が行われている。今回、私たちはふたつの視点の組み合わせとして「天文学」と「茶道」を選択し、イベントを2回開催した。その結果等を報告する。
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10:10-10:20
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休憩
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10:20-12:20 |
サブテーマ3「次期学習指導要領と学校教育の今後」(座長:大西浩次) |
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10:20 鈴木文二「学習指導要領が与える影響」 (30分) |
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10:50 濵根寿彦「何のための天文教育か」 (30分) |
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11:20 関口朋彦「北海道教育大学の教員養成 -天文教育の視点から-」 |
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11:35 石田光宏「横浜サイエンスフロンティア高校「課題研究」における研究活動の紹介」 |
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11:50 船越浩海「中学生による「お盆のような月」の研究で分かったこと」 |
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12:05 前田昌志「小学校を舞台とした天文クラブ活動~松阪市立第五小学校の取り組み~」 |
[ 概要▼ ]
[ 概要▲ ]
- 鈴木文二(埼玉県立春日女子高校):学習指導要領が与える影響 (30分)
たった数行しか書かれていない文から、教科書に、現場に何が引き起こされてゆくか。たったひとつの用語も、拡大解釈によって、大きな流れをつくってしまう要因ともなる。揺るがないことはあるのか、変えなくてはならないことはあるのか、もう一度考えてみたい。
- 濵根寿彦(群馬県立ぐんま天文台):何のための天文教育か (30分)
意味内容が多彩な「天文」「教育」から成る造語「天文教育」には、実に多様な達成目標がある。当会の議論がしばしば見解の披露会に留まるのもこのためだろう。天文教育の意味内容を無理に統一しない議論を展開する。
- 関口朋彦(北海道教育大学):北海道教育大学の教員養成 -天文教育の視点から-
北海道教育大学は道内5キャンパスからなり、旭川校においてのみ宇宙/天文分野の講義がなされている。本講演では、小中高において旧指導要領での教育を受けて来たこれまで教育大生の実状と課題を取り上げ、現行課程への期待を紹介する。
- 石田光宏(横浜サイエンスフロンティア高校):横浜サイエンスフロンティア高校「課題研究」における研究
横浜サイエンスフロンティア高校には、割り振られた分野の研究を1年間かけて行う、「サイエンスリテラシーII」という授業がある。本発表では、この授業の「天文分野」における研究活動を紹介する。
- 船越浩海(ハートピア安八天文台):中学生による「お盆のような月」の研究で分かったこと
「お盆のような月」の原因について、月の写真観測と反射実験により、月の表土の体積環境にその原因が見出せることを解明した研究を指導面から紹介する。身近な道具でも、月の拡散反射が再現できることが分かった。
- 前田昌志(松阪市立第五小学校):小学校を舞台とした天文クラブ活動~松阪市立第五小学校の取り組み~
小学校で天文を扱った継続的な活動は、全国的に見てもあまり見られない。これは、活動が夜間中心であることから、児童の安全面・学校運営面で困難をきたすためである。その問題を克服した本校の取り組みを紹介する。
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12:20-13:20
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昼休み(支部の集まり)
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13:20-14:20 |
IYL特別セッション(座長:縣 秀彦) |
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13:20 Lina Canas「IAU Office for Astronomy Outreach: sharing our cosmic light」 (30分) |
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13:50 大西浩次「惑星系に名前を!」 |
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14:05 津村耕司「系外惑星系命名キャンペーンに関する宇宙少年団における取り組み」 |
[ 概要▼ ]
[ 概要▲ ]
- Lina Canas(NAOJ-OAO)IAU Office for Astronomy Outreach: sharing our cosmic light (30分)
The United Nations proclaimed 2015 as the International Year of Light (IYL 2015). Focused on limiting energy waste through the reduction of light pollution and highlighting the importance of the preservation of dark night skies, the International Astronomical Union via Office for Astronomy Outreach launched the Cosmic Light programme, joining the global celebrations of the IYL2015.
- 津村耕司(東北大学):系外惑星系命名キャンペーンに関する宇宙少年団における取り組み
全国的な宇宙教育ボランティア団体である日本宇宙少年団(YAC)における系外惑星系命名キャンペーンに対する取り組みを報告する。国内登録団体の約1割に相当する16団体が本キャンペーンに参加した。
- 大西浩次(長野工業高等専門学校):惑星系に名前を!
国際天文学連合の系外惑星命名キャンペーンを支援する太陽系外惑星命名支援WGの活動と成果に付いて報告する。また、外惑星命名キャンペーンの現状と今後の見通しについて述べ、WGの今後の展開について報告する。
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14:20-14:40
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休憩 (集合写真)
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14:40-16:25 |
サブテーマ4「大学・研究者の社会貢献」(座長:寺薗淳也) |
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14:40 佐藤祐介「研究者の社会貢献・研究アウトリーチ活動と生涯学習」 (30分) |
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15:10 内藤博之「公開天文台と大学の間で」 (30分) |
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15:40 中道晶香「市民・大学生・大学の3者にメリットをもたらす社会貢献とは」 |
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15:55 玉澤春史「天文・宇宙分野における相互交流を目的としたポスターセッションの実施」 |
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16:10 嶺重 慎「新・バリアフリー教材製作プロジェクト」 |
[ 概要▼ ]
[ 概要▲ ]
- 佐藤祐介(北海道大学):研究者の社会貢献・研究アウトリーチ活動と生涯学習 (30分)
研究者の社会貢献・研究アウトリーチ活動は地域住民の学びの場として機能しています。しかし、その活動の研究は進んでいません。そこで研究者の社会貢献活動と生涯学習支援の関係を整理し議論します。
- 内藤博之(なよろ天文台):公開天文台と大学の間で (30分)
なよろ市立天文台は、北海道大学や名古屋大学と連携し、研究観測や天文普及活動に取り組んでいます。
その事例紹介を中心に、大学・公開天文台が保有する資源の活かし方について紹介します。
- 中道晶香(京都産業大学 神山天文台):市民・大学生・大学の3者にメリットをもたらす社会貢献とは
アウトリーチ活動と地域の天文学習の一端を担うのは当然のこととして、さらに、大学の天文台は何をすると効果的なのでしょうか。大学生の成長と就職支援、大学の広報戦略という2つの視点をふまえて議論します。
- 玉澤春史(京都大学):天文・宇宙分野における相互交流を目的としたポスターセッションの実施
2015年1月に実施したシンポジウムにおいて、宇宙分野にさまざまな形で関わる個人や団体を並列に並べたポスターセッションを実施した.交流の場を形成するのために必要なものという観点からの報告を行う.
- 嶺重 慎(京都大学):新・バリアフリー教材製作プロジェクト
新バリアフリー教材プロジェクトは、地球や生命の歴史まで含めた内容で、点字版、音声版、電子版の複数の媒体で製作するものである。教材を用いた盲学校出前授業や市民向けセミナーも含めて報告する。
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16:25-16:45
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休憩 (総会準備)
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16:45-18:15 |
(天文教育普及研究会 総会) |
18:30-20:30 |
情報交換会(懇親会、生協会館にて) |