プログラム
|第一日目: 8/19(水)|第二日目: 8/20(木)|第三日目: 8/21(金)|ポスター発表|
第一日目: 8/19(水)
12:00 |
開場・受付 |
13:00-13:15 |
開会行事(実行委員長あいさつ) |
13:15-15:50 |
サブテーマ1「天文学習を通じた地域づくり・生業づくり」(座長:佐藤祐介) |
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13:15 西原征治「高齢化社会における星空の楽しみ方」 (30分) |
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13:45 上野真司「宇宙ツアーへの誘い♪」 (30分) |
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14:15 大鐘卓哉「北海道唯一の沼貝隕石の研究史」 |
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14:30 山内銘宮子「アイヌ独自の星座の普及活動と可能性」 |
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14:45 清水 醇「最近の「木曽星の会」活動について」 |
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15:00 高梨直紘「届けるアプローチ:マンションでの対話活動の実践事例報告」 |
[ 概要▼ ]
[ 概要▲ ]
- 西原征治(星空散歩ねむレンジャー):高齢化社会における星空の楽しみ方 (30分)
星空の楽しみを教えていただき、楽しく遊んでいます。難しいことはさておき、アマチュア高齢者の星空の楽しみ方の事例を紹介させて頂きます。星空は人生の基本です。
- 上野真司(NPO法人森のこだま):宇宙ツアーへの誘い♪(仮題) (30分)
観光プログラムのひとつとして行なっている星空観賞の「宇宙ツアー」。星空をガイドする際に意識している点を、実際のガイドプログラムの運営を行なっている立場からお話させて頂きます。
- 大鐘卓哉(小樽市総合博物館):北海道唯一の沼貝隕石の研究史
沼貝(光珠内)隕石は、1925年に北海道美唄市に落下した。落下から90年の間に数度切断され、多くの研究者が分析を行ってきた。これまでの研究の歴史について調査を行い、興味深い事がわかったので報告する。
- 山内銘宮子(Astro Ninja Projects):アイヌ独自の星座の普及活動と可能性
かつての生活にあった北海道アイヌ独自の星の見方を通じて、天文教育や地域活性のために、どのような可能性を見いだせるか、過去5年間の活動実績と今後の可能性を探る。
- 清水 醇(木曽星の会):最近の「木曽星の会」活動について
およそ10年前に発足した「木曽星の会」ですが、ようやく活動の成果が認められたのか、協力依頼が出てきました。これからの活動の方向性を模索するためにも、天教会員の知恵をお借りしたいと思います。
- 高梨直紘(東京大学):届けるアプローチ:マンションでの対話活動の実践事例報告
天文学普及プロジェクト「天プラ」ではいくつかのディベロッパーと組んで大型集合住宅への出張天体観望会を行っているが、その狙いや具体的な活動の内容、そこから見えてきた課題や今後の展望について紹介する。
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15:15-15:30
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休憩
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15:30-16:40 |
サブテーマ2「大きな転回点を迎える社会教育施設」(座長:内藤博之)
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15:30 福澄孝博「社会教育施設の現状分析とこれから ~我々には何ができるか~」 (30分) |
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16:00 パネルディスカッション「社会教育施設のこれから」 (40分)
司会:福澄孝博/ パネラー:大鐘卓哉、木村 純、垂石寛史、西野藍子、弘田澄人、矢治健太郎 |
[ 概要▼ ]
[ 概要▲ ]
- 福澄孝博(北海道大学):社会教育施設の現状分析とこれから ~我々には何ができるか~ (30分)
生涯学習施設支援WGで行ったデータ分析・議論を紹介する。この中間報告をたたき台として、社会教育施設の置かれた現状、支援活動のあり方、さらには、施設が正当な評価を受ける為の方策は?まで、皆で議論したい。
- パネルディスカッション「社会教育施設のこれから」 (40分)
福澄WG代表の司会の下、社会教育施設の課題や取り組みについて議論をする。パネラーは、大鐘卓哉(小樽)、木村 純(北大)、垂石寛史(札幌)、西野藍子(大阪)、弘田澄人(川崎)、矢治健太郎(国立天文台)の各氏。
招待講演・パネルディスカッションパネラーの紹介
今回、お二人の方に、それぞれ招待講演者・パネルディスカッションパネラーとして参加していただくことになりました、簡単ですがご紹介します。
上野真司(うえの しんじ):NPO法人 森のこだま 代表理事、ランプの宿 森つべつ 森の中の支配人
2010年より横浜から北海道津別町へ移住し、「ランプの宿 森つべつ」支配人となる。津別町の自然を舞台に、雲海や星空、森の散策ツアーなどを行う。さらに、2012年にツアー事業の基盤となる、NPO法人 森のこだまを設立する。ネイチャーセンターの運営を通じて、町民が主役となるような地域資源を活用した自然体験学習の機会を創り出すことで、地域の活性化を行っている。北海道観光局所管「北の観光リーダー養成セミナー」修了、同修了生ネットワーク「きたかん.net」メンバー。
木村 純(きむら まこと):北海道大学高等教育推進機構特任教授
専門は社会教育・生涯学習計画論。全国集会「博物館ボランティアの集い」を10年にわたり主催し、北海道の社会教育主事養成や自治体社会教育計画策定などにも係わる。現在、石狩市社会教育委員長。地域づくりを進める住民の生涯学習のあり方と、その営みに大学がどのように参画することができるかを研究している。
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16:40-18:00 |
グループディスカッション1 (80分、テーマ別5グループに分かれます) |
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※ 座席レイアウトは こちら |
[ 概要▼ ]
[ 概要▲ ]
- 各参加者の希望により、以下の5グループに分かれます(括弧内はグループリーダー)。
- グループリーダー:
1.地域・生業(岡崎)/2.社会教育(福澄)/3.学校教育(篠原)/4.社会貢献(中道)/5.国際連携・IYL(嶺重 ※英語で行う可能性あり)〕
- まず、簡単に自己紹介をしてください。お名前のほか、自分の興味や研究会への期待についてもふれてください。
- 自己紹介のあと、グループリーダーの司会のもと、自由に歓談してください。
お願い:みなさんが気持ちよくディスカッションを進めるため、発言の割り込みや、否定的な発言をお避けください。
グループディスカッション1のテーマの紹介
- 今回の年会統一テーマは「地域と育む新しい天文コミュニティーの形 ~学び・文化・人~」です。この壮大なテーマを具体的にどのように実現していくか、いくつかの分野(テーマ)のグループに分かれて話し合う時間を設けました。以下は、議論のテーマのヒントです(必ずしもこれに従う必要はありません)。
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1.地域・生業(天文学習を通じた地域づくり・生業づくり)
- 日常生活の延長としての展開されている、宇宙や天文に関わる活動について考えます。
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全国各地の地元に密着したユニークな天文教育普及活動をご紹介ください。
- ローカルな活動を全国に紹介し、ネットワークを形成し発展していくにはどうすればいいでしょうか。
- 2.社会教育(大きな転回点を迎える社会教育施設)
- 地元とともにある天文系の社会教育施設の現状と今後について考えます。
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社会教育施設を存続・発展するには、どのような方策が考えられますか。
- 真に市民のための社会教育とは何なのでしょうか。
- 3.学校教育(次期学習指導要領と学校教育の今後)
- 「何のための天文教育か」という根源的なテーマをもとに、天文教育を考えます。
- 学校における天文教育の今後の方向性について自由に意見を述べてください。
- 学校教育にとどまらない広いネットワーク形成という観点では、どんなことが考えられますか。
- 4.社会貢献(大学・研究者の社会貢献)
- 大学の重要な役割の一つとしての社会貢献が広く認知されてきています。
- 研究者が成果を社会に対してアウトリーチすることの意義や課題は何でしょうか。
- 大学・研究機関が、地域住民の主体的な学習を支援するため、どういう活動が考えられますか。
- 5.国際連携(国際連携と国際光年IYL)(出席者の顔ぶれ次第で英語で行う可能性があります)
- 2015年は国際光年(IYL)にあたります。研究面では近年、特に(東)アジア地域を中心として国際連携の環がひろがってきていますが、天文教育・普及についてはまだまだです。
- 世界に発信したい、日本の優れた天文教育・普及活動の成果とは何でしょうか。
- 特にアジア地域の人々と共に天文教育・普及活動を分かちあうにはどうすればいいでしょうか。
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(18:10-19:45 天文教育普及研究会 運営委員会)(20時閉館) |
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参加費 |
情報交換会(懇親会) |
一般 会員: |
3,000 円 → 2,000円 |
日時: 8月 20日(木) 18:30-20:30 |
学生 会員: |
1,000 円 → 無料 |
会場:北海道大学 生協会館1F |
非 会 員: |
4,000 円 → 3,000円 |
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非会員学生: |
2,000 円 → 1,000円 |
参加費: 4,000 円(一般)/2,000 円(学生) |
※ 非会員の方は、参加費のうち 1,000 円を集録代にあてます。
※ 参加費が変更になりました。(2015.8.9) |
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