第27回天文教育研究会
(2013年天文教育普及研究会年会)
のご案内(最終)(2013/8/11掲載)
年会実行委員長 松尾 厚(山口県立博物館)
2013年度の年会を下記のとおり開催いたします。
参加申込は締め切りました。
大変多くのお申込をいただき、ありがとうございました。<参考>
第27回天文教育研究会
(2013年天文教育普及研究会年会)
のご案内 第1報 第2報 第3報
◆日 程 : 2013年8月18日(日)13時 〜 20日(火)12時
◆会 場 : 山口県教育会館 5階
〒753-0072 山口市大手町2-18
電話 083-922-5766
URL:http://www.ykyoikuk.or.jp/
※山口県教育会館は、山口県庁前バス停から徒歩4分、
山口県立博物館から徒歩2分の場所です。
http://www.yamahaku.pref.yamaguchi.lg.jp/access.html
山口博物館の右方(東側)に「教育会館」と記されている場所です。◆主 催 : 天文教育普及研究会
◆後 援 : 山口県教育委員会、山口市教育委員会、山口県立山口博物館、
(公財)日本教育公務員弘済会山口支部、日本理科教育学会、
日本地学教育学会、(公社)日本天文学会、日本惑星科学会、
東亜天文学会、全国科学博物館協議会、日本プラネタリウム協議会、
日本公開天文台協会◆対 象 : 学校教育機関、社会教育機関、一般の天文普及活動などで
天文の教育・普及に携わっている人、あるいは関心のある人、
および天文教育普及研究会会員◆趣 旨 : 天文教育の振興および天文教育普及活動の推進
◆メインテ ー マ : 「学校での天文教育を考える 〜連携の時代を迎えて〜」
天文教育普及は、さまざまな場所で、さまざまな形で行われていますが、
多くの子どもたちに系統的に教育が行われているという点において、小・
中・高校における天文教育はきわめて重要です。しかし、学校教育を関係
者のみで担うには限界があり、さまざまな課題もあります。
一方、学校と社会教育機関との連携を始め、大学を含む異校種間の連携、
学校と地域団体との連携などが各地で進められています。各種の教育機関
や天文同好会なども、相互の連携を考えて活動を進めるようになってきま
した。今、まさに「連携の時代」を迎えていると言えます。
今回の研究会では、「天文教育普及における連携」について、学校での
天文教育を考えながら、どのような相互支援・連携が可能なのか、どのよ
うな活動が必要とされるのかなど、社会教育機関の活動や一般天文普及で
の活動を含めて、議論を深めていきたいと思います。◆プログラム :
第1日:8月18日(日)
12:00〜 受付(山口県教育会館 5階ロビー)13:00〜13:15 開会行事
13:15〜14:30 基調講演
講師 : 根岸 潔 氏
(学習指導要領改善協力者/教科用図書検定審議会委員/
前・都立昭和高等学校校長)
「学校での天文教育 −これまでの変遷と今後の方向性−」(仮題)14:45〜16:30 テーマセッション(12分×8件)
縣 秀彦 「次期学習指導要領で地学を含む高校必修理科科目の設置
は可能か?」
松尾 厚 「博物館の学校・地域との連携活動」
塚田 健 「学校教員向け事業で見えてきた現状と課題」
加藤 明良 「天体望遠鏡メーカーとの連携
−小中学校の授業で活用される天体望遠鏡とは−」
坂元 誠 「『はりま宇宙講座』運営と成果の紹介」
船越浩海 「天文台ジュニア天文倶楽部での月の研究」
竹内幹蔵 「小学生向きプラネタリウム学習投影プログラムの開発」
河村幸子 「生涯教育施設と学校との連携の現状 〜中間報告〜」16:45〜18:00 一般発表(12分×5件)
山田遥子・高橋典嗣 「幼児を対象とした『キッズはやぶさ教室』の実践」
福澄孝博 「小学生は星の一生を理解したか?!」
有本淳一 「『宇宙にいちばん近い高校』プロジェクトの紹介」
成田 直 「天文高校生集まれ!!」
吉川智裕 「大学の天文台で「天文学を伝える」学生を育成する」18:15〜19:30 ポスター時間(ショートスピーチ1分×19件を含む)
中山健二 「6年『月と太陽』半月に見える時、テストで月と太陽の
位置がうまく表せない」
渡辺謙仁 「『星のコスプレ☆痛望遠鏡で星を観る会☆』の開催と
その評価
松村雅文 「新しい学習指導要領における中学校教科書の天文の内容
について」
伊東昌市 「立体Mitakaの比較的廉価なシステムについて」
縣 秀彦 「アイソン彗星を見つけよう(仮称)キャンペーンに参加
しよう −天文現象の参加型ウェブキャンペーンの連携
実施とその評価−」
仲野 誠 「宇宙からの視点−人類よ、宇宙人になれ」
伊藤信成 「移動プラネタリウムを通した博物館と教員養成学部の連携」
吉住千亜紀 「提案『デジタル化時代のプラネタリウム活用』」
亀谷 收 「地球の歳差運動と同様の歳差運動をする教育用独楽」
大西浩次 「銀河系中心ブラックホール SgrA* へのガス雲の衝突を使った
天文学普及活動」
水野孝雄 「『新版 宇宙をみせて』の出版!」
小田大輔 「日食カード、メシエカードの紹介」
鈴木文二 「次世代の高校理科を考える」
小林 弘 「こどものためのジオ☆カーニバル〜これまでの活動報告〜」
三浦保範 「地域の天文教育: 秋吉台形成の天文的魅力」
三浦保範 「地域の天文教育: 空中で飛散した隕石破片の展示と教育」
斉藤秀樹 「教育者と研究者の連携 〜幻の天文台建設構想〜」
貴島政親 「和歌山大学の天文学・宇宙教育に関する教材と連携」
佐藤 章 「中高生向けの太陽プロミネンス噴出の速度と質量の概算」(19:30〜20:30 新旧合同運営委員会)
第2日:8月19日(月)
9:00〜12:10 一般発表(12分×13件)
山田 洋 「地軸の傾きによる季節変化を理解するための教材の開発」
伊東昌市 「『最新の天文学の普及をめざすワークショップ』について」
嶺重 慎 「ユニバーサルデザイン天文教育活動」
亀谷 收 「アジアで初めての海外からのアウトリーチ活動ULSE@Parkes
実施状況について」
根本しおみ 「Mitaka-3Dを使ったペルーにおける天文教育」
水野孝雄 「天体観望会開催支援依頼受付システムの構築」(15分休憩)
木原美智子 「ハイウェイオアシス観望会による天文普及活動」
早川 賢 「大学生を対象とした定期星空観望会の試み」
竹中慶一 「1.3m荒木望遠鏡による学内観望会の実施」
漆原宏亮・浅野侑子 「『T-walkers』〜繁華街におけるゲリラ観望会〜」
山田大輔 「雨天、曇天時の観望会運営について」
雁野重之 「サイエンスパブによる天文普及活動」
作花一志 「京都千年天文学街道」12:10〜12:30 写真撮影
12:30〜13:00 支部会
13:00〜14:00 休憩(昼食)
14:00〜15:00 招待講演
講師 : 家 正則 氏 (国立天文台教授)
「『すばる』から30m望遠鏡へ ―宇宙のさらなる謎の解明―」15:15〜16:45 パネルディスカッション
「地学基礎で何を学ばせるか、『地学基礎』執筆者が徹底討論」
パネラー:「地学基礎」教科書(全5社)の著者
縣 秀彦 氏 (国立天文台) :東京書籍
家 正則 氏 (国立天文台) :数研出版
岡田昌訓 氏 (大阪府立布施高校) :啓林館
鈴木文二 氏 (埼玉県立春日部女子高校) :第一学習社
直井雅文 氏 (埼玉県立浦和高校) :実教出版17:00〜18:10 総会
19:30〜21:30 情報交換会(懇親会)
第3日:8月20日(火)
9:00〜10:45 一般発表(12分×7件)
三浦保範 「宇宙の魅力:最新の太陽系天体 −太陽系小天体と隕石など」
篠原秀雄 「蕨高校地学部における電波観測の4年間」
佐々井祐二 「津山高専の天文教育施設と装備
−Losmandy ジェミニ2システムについて−」
橋本未緒 「「宇宙を学べる大学合同進学説明会in九州」の実施報告と課題」
斉藤 泉 「日食の安全な観察推進WGの足跡」
大西浩次 「大規模観察による科学教育プログラム;アイソン彗星にむけて」
鈴木文二 「彗星観測を始めよう」11:00〜11:30 まとめの討論
11:30〜11:45 閉会行事
12:40〜 エクスカーション (下記参照)
◆参加費 : 一 般 2,000円(2・3日間)、1,000円(1日間)
学 生 500円
(高校生以下および「基調講演」「招待講演」「パネルディスカッション」
のみの聴講は無料)
集録代 1,000円(集録希望の非会員について)
昼食代 800円(事前申込者のみ)◆宿 泊 : 各自でご予約をお願いします。会場から約3km西に、
中国地方有数の温泉地「湯田温泉」があります。◆情報交換会(懇親会) :
日 時:8月19日(月) 19時30分〜21時30分
会 場:ホテルかめ福(山口市湯田温泉4-5)
電話 083-922-7000、URL http://www.kamefuku.com/
参加費:6,000円(一般)、4,000円(学生)◆問い合わせ
・ 電子メール : tenkyo2013「あっと」tenkyo.net(実行委員会)
(「あっと」を@に換えてください。)
・ 電話 : 090-9417-2042、090-9247-9124 (実行委員会事務局)
<年会実行委員>
松尾 厚(実行委員長)、佐々木 実(副委員長)、山根弘也(事務局長)、
粟野諭美、安藤 徹、大島 修、小田 玄、片山敏彦、河野敦子、
小林正照、佐藤 章、鈴木正行、園部みゆき、高橋一栄、高畠 徹、
竹内幹蔵、戸田博之、南野美智恵、猫本真智子、畠 浩二、伏見賢一、
松村雅文、矢野陽子、山根浩一郎<年会担当幹事>
直井雅文
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<交通案内>
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・ バ ス 山口県庁前バス停(徒歩4分で会場へ)
・ 鉄 道 JR山口線「山口駅」(その後、徒歩20分またはバス利用)
・ 新幹線 JR新山口駅(その後、JR山口線またはバス利用)
※新山口駅〜県庁前(バス30〜40分、640円)
※7月末の豪雨でJR山口線が山沿いで不通になっていますが、
新山口駅〜山口駅の普通列車は平常ダイヤどおりに運行して
います。(山間部を通り抜ける「特急おき」および「SLやまぐち号」
は運休中。)
・ 空 路 山口宇部空港(その後、空港連絡バス利用)
※空港〜県庁前(バス60分(直通の場合)、1,500円)
・ 高速道路
関西・関東方面から
山陽自動車道「防府東IC」(会場付近まで約30分)
九州方面から
中国自動車道「小郡IC」(会場付近まで約20分)
関西方面(中国自動車道沿い)から
中国自動車道「山口IC」(会場付近まで約15分)
※中国自動車道はカーブやアップダウンが多く、制限速度は80km/h
(一部区間は60km/h)です。中国自動車道沿線の方以外は、山陽
自動車道(制限速度100km/h)の利用をお勧めします。
・ 駐車場
教育会館敷地内の駐車場のほか、次の地図の駐車場A〜Cが利用でき
ます。ただし、平日(2日目、3日目)は、19時〜翌朝9時前まで施錠
されます。また、D(県庁内駐車場)は、日曜日(1日目)に限って利
用可能ですが、夜間は施錠されます。
http://www.yamahaku.pref.yamaguchi.lg.jp/access.html
※教育会館敷地内の駐車場については、曜日にかかわらず夜間の施錠は
ありませんが、昼間は混み合います。
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<"山口から宇宙へつながる" エクスカーションのご案内>
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【内容】
1969年(昭和44年)5月、日本の衛星通信の玄関口として開設されたKDDI山口
衛星通信センターにて、普段は見学出来ない「山口32m電波望遠鏡」を、山口大学
の藤沢健太教授から解説を受けながらご案内します。また、KDDIの展示施設
(パラボラ館)も見学します。
その後、山口県立博物館に実物が展示されている「仁保(にほ)隕石」の落下
地(山口市仁保)を訪れ、落下地の信行寺境内にある仁保隕石の展示コーナー
や記念碑を見学します(信行寺ご住職による解説を予定)。【日時】
8月20日(火) 12時40分〜16時20分(予定)【見学箇所】
KDDI山口衛星通信センター(山口32m電波望遠鏡、KDDIパラボラ館)、
仁保(にほ)隕石落下地(展示コーナー)【ルート/タイムスケジュール】
8月20日(火)
教育会館前出発 12:40→ 道の駅着 13:00(昼食 約40分)
→ KDDI着 13:50(見学 約90分)→ 仁保隕石碑着 15:30(見学 約30分)
→ 教育会館着 16:20(降車)→ 新山口駅着 17:00(降車)
→ 山口宇部空港着 17:40
※研究会終了後、集合時間まで自由。教育会館から徒歩2〜3分にある山口
県立博物館の見学をお薦めします。【参加費用】
一人あたり 2,200円(調整中、バス・昼食代込み)
※昼食は、地産池消の美味しい食材を使ったお弁当(お茶付)です。
※参加キャンセルの場合でも、参加費の払い戻しはできかねます。ご了承ください。【交通手段】
貸し切りバス【補足情報】
★山口宇部 → 東京羽田 飛行機時刻表(8月現在)
・ ANA698 16:40発 → 18:15着
・ ANA700 18:50発 → 20:25着
・ JAL1648 19:00発 → 20:35着★新山口 → 東京 JR新幹線時刻表(8月現在)
・ のぞみ56号 18:05発 → 22:33着(乗り換えなし)
(新大阪方面行きの「こだま」などは他にもあります)★新山口 → 博多 JR新幹線時刻表(8月現在)
・ のぞみ35号 17:39発 → 18:14着
・ さくら565号 17:59発 → 18:34着(鹿児島中央20:04着)【参考URL】
(1) KDDI山口衛星通信センター : http://www.kddi.com/parabola/
(2) 山口大学理学部附属 宇宙電波観測センター:
http://www.astro.sci.yamaguchi-u.ac.jp/yamaguchi32m.html
(3) 山口県立博物館 : http://www.yamahaku.pref.yamaguchi.lg.jp/
(4) 仁保隕石の碑について:
http://db.yamahaku.pref.yamaguchi.lg.jp/script/detail.php?no=625
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<宿泊について>
-----------------------------------宿泊は、会場から約3km西に、中国地方有数の温泉地「湯田温泉」があり、
温泉旅館、公共の宿、ビジネスホテルなど、多数の宿泊施設があります。この
ため、各自で宿泊のご予約をお願いしていますが、他の全国大会の開催とも重
なり、夏の観光シーズンでもあるため、直前の予約は非常に難しくなってい ます。
宿泊の予約がとれない方は、至急実行委員会( tenkyo2013「あっと」tenkyo.net )
へご連絡ください。湯田温泉のホテル案内 http://www.yudaonsen.com/oyado/
湯田温泉地区から会場へ
バス (湯田温泉〜県庁前) 7〜15分
タクシー3km (1,300円程度)
天文教育普及研究会 Japanese Society for Education and Popularization of Astronomy