(2014/09/11現在)
・天体観望会開催支援WG ・次期学習指導要領検討WG ・生涯学習施設支援WG ・太陽系外惑星命名支援WG ・活動を終了したWG
天体観望会開催支援ワーキンググループ
解散した「学校への天文教育支援WG」の活動の1つである天体観望会開催の支援を引き継ぐWGである。さらに全国的なネットワークを形成し、観望会開催依頼があった際に開催場所に近いところで活動している団体/個人を紹介したいと考えている。(2011年8月設立)
□代表:水野孝雄(元東京学芸大学)
次期学習指導要領検討ワーキンググループ
次期学習指導要領に向け、小・中・高校の段階で習得すべき天文分野の学習テーマのカリキュラムや履修方法の仕組みを、理科分野全般の動向をも見据えながら検討し、提言の形にまとめることを目的としたWGです。(2014年2月設立)
□代表:谷川智康(兵庫県立三田祥雲館高校)
生涯学習施設支援ワーキンググループ
市民や子どもたちが、天文・宇宙を中心とした科学分野に親しみ学習活動を行う権利を守るため、生涯学習施設や科学教育センターが適切に運営されるよう支援することを目的としたWGです。(2014年2月設立)
□代表:福澄孝博(北海道大学)
国際天文学連合(IAU)主導で行われる世界規模の天文イベントに、多くの日本の人々(特に、児童・生徒・学生等の若い世代)が参加できるように、
(a)国内での情報発信を行うため、公式サイトから最低限必要な情報を和訳した日本の「公式サイト」を開設する。 そこでは、IAU OAO (IAU Office for Astronomy Outreach) 関係者との密接な連絡を確保して、正確、かつ、迅速な情報提供を行う。 さらに、可能な限り、リソース、キットなども和訳し、個々の団体の活動で活用できるようにする。 また、太陽系外惑星の発見の意義や日本の研究者によって発見された太陽系外惑星の紹介などの日本発のコンテンツも用意する。
(b)2009年の世界天文年 (IYA2009) や、2012年の金環日食を通じた活動で培った国内ネットワークやノウハウをもとに、世界イベントに参加し、かつ、相互協力を希望する人々のネットワークを構築する。
ことを目的とするWGです。(2014年9月設立)
□代表:飯塚礼子(日食情報センター)
学校教育のためのアイソン彗星情報提供ワーキンググループ 2013年度で解散
アイソン彗星(C/2012 S1 ISON)の教育現場への資料提供、および天体現象観察による教育効果の検証を目的に設立されました。
活動内容として、アイソン彗星観察をサポートするため、学校教育現場で活用できるリーフレットを作成しました。 リーフレットは、小・中・高での生徒からの疑問・質問に答えるための補助的な内容、また詳しい情報を得るため のガイドなどを掲載します。
アイソン彗星の観察後、児童・生徒が天文、および理科に興味を持つようになったか等の簡単なアンケート調査 を実施する計画でした。
□連絡先:鈴木 文二(埼玉県立春日部女子高校)
金環日食調査ワーキンググループ 2013年度で解散
□連絡先:飯塚礼子(日食情報センター)
日食の安全な観察推進ワーキンググループ2012年度で解散
□連絡先:大西浩次(長野工業高等専門学校)
プラネタリウム・ワーキンググループ(Planetarium Working Group) 2012年度で解散
近年、母体となる自治体が市町村合併したり、指定管理者制度が導入されたりと、プラネタリウム施設を取り巻く環境、とりわけ運営形態にもさまざまな影響がでてきています。当研究会のプラネタリウム・ワーキンググループとしては、普遍なる教育のためのプラネタリウムを追及していきたいと考えています。
□連絡先:小野夏子☆(NPO法人 こころプラネット/(株)学習研究社 板橋区立教育科学館)
ユニバーサルデザイン・ワーキンググループ(UDWG) 2012年度で解散
天文教育普及の基本は、すべての人を対象に、宇宙を知る・学ぶ・理解する喜びを共有することでしょう。幼児もお年寄りも、小さい子連れの親や妊婦も、しょうがいがある人もない人も、星空や宇宙にある種の喜びを見いだすことに違いはないはずです。そこに例外があってはなりません。
UDWGは、より多くの人と宇宙や天文のことを知る・感じる喜びを共有するため、
ことを目的に、2006年8月に設立されました。
- さまざまなタイプの人とのコミュニケーションを重ねながらふさわしい教材を開発・製作し、実践を通じてさらに完成度を高める。
- その経験や実践の記録をまとめ、オープンにすることによって天文教育普及活動の輪を広げるための一助とする。
- これまでに(しょうがいや何らかの理由で)天文学に触れる機会がなく、興味や関心を持つきっかけに恵まれなかった人々にも天文学の面白さを提供し、一人一人の中にある宇宙を見出してもらうきっかけにしてもらう。
- ひいては、天文学(そして自然科学全般)に理解と関心を持つ層を広げる。
□連絡先:嶺重 慎(京都大学大学院 理学研究科)
世界天文年プロジェクトWG 2010年度で解散
2009年は世界天文年でした。国内でも、日本学術会議が中心となって、世界天文年日本委員会が設立され、本研究会会長もその委員として名を連ねていました。このWGは、天文教育普及研究会として世界天文年への取り組みについて議論し、本研究会独自のプロジェクトを企画・運営することを目的としていました。
(1)世界天文年日本委員会および同委員会下部組織である企画委員会への出席
(2)世界天文年日本委員会が行う事業への協力
・本研究会企画による事業の提案、および実施・運営
・本研究会企画以外の事業への協力
以下のような企画が実施されました。
□メンバー数:16人
- 日食観察キットの製作・配布
- プラネタリウム製作キットを用いた教育プログラムの提案
- 天文教育シンポジウムの開催
- 星の名前と民話神話集の刊行
- 講演と観望会など
□連絡先:高橋 淳【関連サイト】→ 世界天文年2009日本委員会のホームページへ
天文教育普及研究会 Japanese Society for Education and Popularization of Astronomy