(2012/09/20 更新)
○9月18日天文学会記者発表
(2012年9月20日掲載)
本ワーキンググループの活動について、日本天文学会2012秋季年会における発表 に関して記者発表を行いました。内容は以下のファイルを参照ください。
なお、本会金環日食調査ワーキンググループにおける発表についても、 以下の通り発表していますので、併せて参照ください。
・日食観察グラスの安全性について(PDF)
(Y24a 齋藤 泉(栃木県子ども総合科学館天文課))
・全国調査からわかった学校における金環日食に対する取り組みの状況(PDF)
(Y14b 飯塚礼子(日食情報センター))
○各種情報へ
2012年5月21日の金環日食に向け、さまざまな情報がリリースされています。本ページ内の情報量も 2009年の際のものを含め増えてまいりましたので、特に参照されることの多いものを以下のリンクに まとめました。
一般的な情報
○金星の太陽面通過の観察について(2012年6月01日掲載)
○日食観察グラスについて※重要情報※(2012年5月18日更新)
○日食観察に関する講習会などの情報(2012年3月16日更新)
○−学校向け資料−「日食を安全に観察するために」(2012年2月5日公開)
※基本的な情報もこちらに書かれています
○2012年5月21日の日食に関する情報ページ(リンク集)
※日食に関する概要や一般的な情報などで参考になるWebページをまとめました。併せてご参照ください
教育関係者向け情報
○「日食観察時の危険を回避するための予備知識(第1版)」(2011年12月公開)
○日食観察による目の障害等発生に関する調査 最終集計結果(2009年12月公開)
○2012年金環日食観測学習発表会 気象観測コンクール
専門的な情報
○日食網膜症・日光網膜症についての解説(2012年5月4日掲載)※新着情報※
○太陽観察用各種フィルタ類およびその代用品の透過率測定(2012年5月18日更新)
○国際非電離放射線防護委員会ガイドライン(2012年2月更新)
※本ページで表記のあるもの、国立天文台ウェブの日食ページおよび金環日食日本委員会のウェブに載っている日食の広報用の ポスターやチラシについて、プリントアウト・コピー・無料配布可能です。皆さん、どうぞお使いください。
(詳細は情報ごとに記載していますのでご確認ください)ぜひ周知にご活用ください。
市販の日食グラスの宣伝において、 「天文教育普及研究会の方針に基づき企画された製品です」 といった文言を見かけますが、本会が特定の日食グラスに対し、推奨あるいは安全性の保証をしたり、製作に関する指針・方針・ 安全基準等を示したりすることは一切ありません。 ご注意ください。
○金星の太陽面通過の観察について
(2012年6月1日更新)
6月6日に、金星の太陽面通過が起こります。観察する際には、日食観察と同様、強い光を 放っている太陽をじかに見つめてしまうことのないよう、十分な注意が必要です。
金星の太陽面通過の情報などは、以下のサイトを参照ください。
○<国立天文台 金星の太陽面通過>
○<2012年金環日食日本委員会>(金星の太陽面通過を安全に観察しよう)
○※関連情報※<財団法人日本眼科学会 金環日食による眼障害症例調査の中間報告>
○日食観察グラス※について
(2012年5月17日掲載、20日01:00修正)
市販の日食グラス※の宣伝において、「天文教育普及研究会の方針に基づき企画された製品です」 といった文言を見かけますが、本会が特定の日食グラスに対し、推奨あるいは安全性の保証をしたり、製作に関する指針・方針・ 安全基準等を示したりすることは一切ありません。
※製品名はさまざまです。
○日食グラスに関わる読売新聞記事に対する本会のコメント(2012/05/19掲載)
○不適切な透過率の製品について
※重要情報※(2012年5月18日 22:00更新) 以下の製品について、安全性の目安とされる数値を大きく上回り、太陽観察には適さない高い透過率であることがわかりました。 この製品を日食観察に使用されることのないよう、ご注意ください。
・「日食観賞用グラス」(販売元:デメテル株式会社)
<詳細情報>
・【注意情報】危険!不適切な透過率の製品が存在します
※<2012年金環日食日本委員会ウェブサイトへの外部リンク>
・不適切な透過率の製品 透過率(グラフ)
※<本WG 2012年5月18日22時公開データ>
・日食観察用グラスの使用についての注意喚起(製品の確認結果)
※<消費者庁ウェブサイトのファイルへの外部リンク>
なお、明らかに危険な製品の見分け方は以下のとおりです。
<主なチェックポイント>
*室内の蛍光灯を見て、一見して明るく、形がはっきりと見える製品
※可視光線を十分に減光している製品の多くは、かすかに蛍光灯を確認できる程度の見え方です。
*可視光線や赤外線の透過率が高い製品
※安全性の検討材料となる数値として、可視光線で0.003%以下、赤外線で3%以下という目安があります。(あくまで目安)
*LEDライトなどの強い光にかざした時に、ひび割れや穴が確認できるもの
○日食観察に関する講習会などの情報
(2012年3月16日公開)
今回の日食を安全に観察するための講座・講習会が各地で開催されます。指導者向けの講習会の情報を中心に掲載 いたします。(事前申し込みが必要な場合がありますので、必ずリンク先の詳細情報を参照ください)
日 付 内 容 会 場 備 考 4月28日(土)
13:00〜16:00頃第3回金環日食講習会 in 大阪
対象:小中高の教員・大学生大阪教育大学
天王寺キャンパス
(大阪市天王寺区)主催:大阪教育大学理科教育講座
後援:2012年金環日食日本委員会4月21日(土)
10:00〜17:00第3回 金環日食シンポジウム
対象:一般市民対象の活動をされている方国立天文台
三鷹キャンパス
(東京都三鷹市)主催:日本天文協議会
2012年金環日食日本委員会
後援:自然科学研究機構 国立天文台4月14日(土)
14:00〜16:00金環・部分日食 in ふくしま
「指導者向け講習会」
対象:教員または日食観望会等の開催に興味のある方郡山市ふれあい科学館
(福島県郡山市)主催:郡山市ふれあい科学館
※その他の日程での開催情報も掲載されています3月31日(土)
13:10〜16:40金環日食2012観測講習会
〜安全に太陽を観察しよう〜
対象:高校生以上一般、小学校教職員牛久市中央生涯学習センター
(茨城県牛久市)主催:天文サークルCrescentMoon
後援:天文教育普及研究会関東支部
※一般向けの講座募集も掲載されています3月17日(土)
9:30〜12:102012金環日食講習会
対象:県北域内の小・中・高等学校教員福島大学
(福島県福島市)主催:2012金環日食福島連絡会
※その他の福島県内での講座情報も掲載されています3月11日(日)
13:00〜16:40関東支部会
テーマ「金環日食と天文教育普及」平塚市博物館
(神奈川県平塚市)終了しました
※指導者向け講習会の情報があれば、ぜひtenkyo MLにお寄せください。随時掲載いたします。
○−学校向け資料−「日食を安全に観察するために」
(2012年2月5日公開)
当会も参加する「日本天文協議会」と、(財)日本眼科学会、(社)日本眼科医会の共同で作成した、 2012年5月21日の金環日食に向けた学校向け資料、「日食を安全に観察するために」が公開されました。
金環日食が起こる原理や、各地での見えかた、安全な観察法など、基本的な情報もここに書かれています。
文部科学省から各教育委員会経由で、学校を始め各教育機関にも送付されます。内容は下記Webページを参照ください。
「日食を安全に観察するために」(PDF 533kB)
※<2012年金環日食日本委員会ウェブサイトのファイルへの外部リンク>
※本資料は、自由にプリントアウト・コピー・引用・無料配布することができます。なお、 部分引用や部分使用に当たっては、本資料の趣旨でもある安全性についての配慮を損なわないように配慮し、引用元をはっきりさせることを お願いいたします。
○日食網膜症・日光網膜症についての解説
(2012年5月4日公開、5月6日追記)
浜松聖隷病院眼科の尾花先生から、日食網膜症についての危険性などについてまとめられた資料をご提供いただきました。
ご参考いただき、危険性の理解と安全な観察の参考にしてください。
「日食網膜症・日光網膜症」(PDF 600kB)
※本資料は、自由にプリントアウト・コピー・引用・無料配布することができます。なお、 部分引用や部分使用に当たっては、本資料の趣旨でもある安全性についての配慮を損なわないように配慮し、引用元をはっきりさせることを お願いいたします。
○太陽観察用各種フィルタ類およびその代用品の透過率測定
(2012年5月11日更新)
天文教育普及研究会 日食の安全な観察推進ワーキンググループでは、世界天文年プロジェクト ワーキンググループ 太陽フィルタ測定チームの測定から継続して活動を行い、各種フィルタおよびこれまで代用品とされたものの安全性 などを測定しています。ご参考ください。
※新着情報
*太陽観察における代用品の透過率測定結果について(中間報告2) (PDF 793kB:2012/5/18改定)
*太陽観察における代用品の透過率測定結果について(中間報告1) (PDF 285kB:2012/2/28公開)
*太陽観察用各種フィルタ類およびその代用品の透過率測定 (PDF 292kB:2009/7/7改訂)
※本資料は、自由にプリントアウト・コピー・引用・無料配布することができます。なお、 部分引用や部分使用に当たっては、本資料の趣旨でもある安全性についての配慮を損なわないように配慮し、引用元をはっきりさせることを お願いいたします。
○「日食観察時の危険を回避するための予備知識(第1版)」
(2011年12月公開)
2012年金環日食日本委員会から、本WGも参加して作成された、2012年5月21日の金環日食 に向けた情報、「日食観察時の危険を回避するための予備知識(第1版)」が公開されました。
詳細は下記Webページを参照ください。
「日食観察時の危険を回避するための予備知識(第1版)」(PDF 400kB)
※<2012年金環日食日本委員会ウェブサイトのファイルへの外部リンク>
※本資料は、自由にプリントアウト・コピー・引用・無料配布することができます。なお、 部分引用や部分使用に当たっては、本資料の趣旨でもある安全性についての配慮を損なわないように配慮し、引用元をはっきりさせることを お願いいたします。
○国際非電離放射線防護委員会ガイドライン
(2012年2月改訂版公開)
国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)による「広帯域の非コヒーレント光学放射(0.38マイクロメートル から 3マイクロメートル)に対する 曝露限界のガイドライン」を当会有志メンバーで翻訳し、関係者により監修された改訂版がリリースされました。
眼視における太陽観察の危険度を知るものとして、非常に参考になります。
(翻訳作業メンバー:吉田道利、松尾厚、富田晃彦、大島修、仲野誠、篠原秀雄、福江純)
*広帯域の非コヒーレント光学放射(0.38マイクロメートル から3マイクロメートル)
に対する曝露限界のガイドライン・翻訳版(PDF 246kB)
○2012年金環日食観測学習発表会 気象観測コンクール
(2012年3月25日公開)
日食観測学習連絡会は、5月21日の金環日食を、児童・生徒が自ら積極的に観測してもらいたいと活動しています。 そのために「ワークシート」およびその「教師用解説書」を多くの学校等で使ってもらえるように取り組んでいます。
特に5月21日の金環日食においては、安全にそしてどなたでも取り組める気象観測を推奨しています。
特に、部分日食の地域においても、この気象観測は意義のある取り組みとなります。
詳細は下記Webページを参照ください。
日食観測学習連絡会
※<日食観測学習連絡会への外部リンク>
○文部科学大臣宛に要望書を提出
(2011年12月公開)
当会も参加する「日本天文協議会」は、(財)日本眼科学会、(社)日本眼科医会と協力し、文部科学大臣宛に 要望書「2012年5月21日の金環日食に関する要望書−多くの児童・生徒や市民に安全に日食を観察してもらうために−」を提出しました。
詳細は下記Webページを参照ください。
「2012年5月21日の金環日食に関する要望書」(PDF 209kB)
※<2012年金環日食日本委員会ウェブサイトのファイルへの外部リンク>
○2012年5月21日の日食に関する情報ページ(リンク集)
当会のこのページは、天文教育関係者向けの情報を中心に掲載していますが、日食に関する概要や一般的な情報などで 参考になるWebページをまとめました。併せてご参照ください。
○<2012年金環日食日本委員会>
○<国立天文台 金環日食サイト>
○<日食観測の学習(日食観測学習連絡会)>
※5月21日の金環日食を、児童・生徒が自ら積極的に観測してもらいたいという目的で作成された「ワークシート」および「教師用解説書」があります。
※二次使用について詳細に記載があります(こちらのページ)。ぜひご活用ください。
○<高校生天体観測ネットワーク>
○<金環日食限界線共同観測プロジェクト>
○<282年ぶりの金環日食@大阪!(大阪市立科学館)>
○<アストロアーツ「金環日食2012」特設サイト>
○「2012年金環日食日本委員会」キックオフミーティング開催のお知らせ
(2011年2月公開)
2012年5月21日(月)の朝に、日本国内では25年ぶりの金環日食が起こります。 九州南部・四国の大部分・本州の紀伊半島から関東付近にかけての地域などが 金環日食帯になります。金環日食帯には日本の人口の約7割の方々が住み、 非常に多くの方が居ながらにしてこの珍しい天文現象に遭遇できます。また、 金環日食帯の外でも、日本国内全域で食分の深い部分日食を見ることができます。
金環日食の当日は多くの人がこの現象に注目して空を見上げることになる 思われますが、金環日食の素晴らしさを安全に楽しむためには、正しい予備知識を 持って眺め ることが重要です。そのため、天文学の研究・教育・普及に関係している 国内の諸団体の協力体制のもと、この金環日食に関する正しい情報を広めるための 活動を行う「2012年金環日食日本委員会」の設立を準備中です。
「2012年金環日食日本委員会」のキックオフミーティングを開催いたします。 この委員会の活動に加わってくださる方、ご協力いただける方は、ぜひご参加下さい。
キックオフミーティングでは、この日食へ向けて独自の取り組みをされている方や、 ご提案やご意見をお持ちの皆様の発表時間枠(1件あたり10分間程度を予定) を設けます。
発表をご希望の方はウェブサイトよりお申し込みください。(2011年3月6日締切)
<2012年金環日食日本委員会ウェブサイト>
以下は2009年の日食に際しての情報です。承知のうえご参考ください
※最終報告※○日食観察による目の障害等発生に関する調査 最終集計結果
(2009年12月公開)
2009年10月31日までに寄せられた報告(障害事例14件)について、状況をまとめました。詳しくは、以下のPDFファイルを ご覧ください。
・日食観察による目の障害等発生に関する調査 最終集計結果(9.2kB)
この内容については,2009年12月5日に神戸で行われた「世界天文年2009グランドフィナーレ」の日食セッション 「日食はすぐにやってくる」においても報告いたしました。
同セッションでは,2012年金環日食の安全な観察にむけ,参加者一同で次のことを宣言しました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2012年金環日食の安全な観察のための宣言
私たちは、2012年5月21日の金環日食にむけて,安全な日食観察方法の検証に努め,ひろく周知していくことを誓います。 子どもから大人まですべての人が,楽しく安全に日食を観察できるようになること,それが私たちの願いです。
2009年12月5日
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世界天文年2009グランドフィナーレ
日食セッション「日食はすぐにやってくる」
参加者一同
※中間報告※○日食観察による目の障害等発生に関する調査 中間報告(第一報)
(2009年10月公開)
9月20日までに寄せられた報告(障害事例13件)について、状況をまとめました。詳しくは、以下のPDFファイルをご覧ください。
・日食観察による目の障害等発生に関する調査 中間報告(第一報)(9.2kB)
○「日食観察 障害等発生調査」期間延長とポスターの利用について
(2009年9月公開)
日食観察による目の障害等発生に関する調査については、本Webページおよび各ML等を通じてすでにお知らせしましたが、 皆様のご協力によりまして、9月20日までの期間で、すでに13件の回答をいただきました。
その内容は、主に、裸眼あるいは安全性が確認されていない用具を用いて太陽を数十秒間見たり、カメラのファインダー を数分〜10分間程度のぞき込んだりしていたものです。症状の内容は、「目の奥が熱く感じた」、「目の奥 に違和感がある」等が多く、またその程度は当日だけのものから現在も続いているものまであります。
以上のような状況に加え、マスコミによる報道の効果もあり各方面からの反響も大きく、急遽、下記のと おり、調査期間の延長をすることにしました。先にお知らせした締切り日である9月20日で一度集計をして まとめますが、それ以降も10月31日まで調査を継続することにします。
詳しくは、下記の「調査について」の文章をご覧ください。
また、この調査の広報用ポスター(pdf、A4サイズ)を作成しました。各施設、学校等でご利用いたければ幸いです。
・日食観察による目の障害等発生に関する調査 ポスター(418kB)
※調査ご協力のお願い※○日食観察による目への障害発生事例の調査について
(2009年8月公開)
私たちは、今年7月22日の日食が安全に観察されることを願い、世界天文年日本委員会推奨日食グラス(ビクセン製) はじめ複数の日食観察用メガネについて、可視域及び赤外域の光線透過率を測定しその安全性を検証してきました。 また、日食観察に利用される可能性のある各種代用品についても同様の測定をしてきました。その結果は、以下で 公開しているとおりです。
さて私たちは、2012年の金環日食をはじめとする今後の日食において、さらに安全・安心に観察をしていただくため、 今回の日食における観察後の目への障害の事例について調査することとしました。これまで、日食観察後の目への障害 についての事例を集めた報告はわずかで、特に国内においてはそのような報告はほとんどありません。そのため、どの ような観察によってどのような障害が発生したのかという点について、具体的なデータがほとんどない状態にあります。
今回、お寄せいただきました事例については、十分に精査したうえで、今後の情報提供に役立てていきたいと思います。 もちろん、いただいた情報の目的外使用はいたしませんが、事例の内容等につきましては、個人や団体を特定できる情報 を除いて公開させていただくことになりますので、あらかじめご了承ください。
どうか趣旨をご理解の上、ご協力くださいますよう、お願い申し上げます。
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日食観察による目への障害発生に関する調査
■調査の方法
・身近な方で、あるいはご自身について、日食観察によって目への異常を感じた、あるいは実際に障害が発生したという 場合がありましたら、以下の質問にお答えください。
・学校の先生におかれましては、新学期になりましたら、生徒に対して、同様に目の異常や障害の有無をご確認いただき、 実際にあった場合には、その生徒さんについて、以下の調査を個々に実施してください。
・日食観察の直後でなくても、数日後に症状が出てくるケースがありますので、日食が原因である可能性が考えられる 場合には回答してください。
・回答は、次のURLにアクセスしていただき、所定のフォームに書き込んでお送りください。
<日食による目への障害調査回答フォーム>
・アンケート回答の最終期限:2009年10月31日(土) ※変更しました
※ただし、2009年9月20日(日)の時点で、一度、調査事例の集計を行います。
※会員向け情報※○「日食グラス」を受け取られた会員の皆さまへのご注意とお知らせ
(2009年7月公開)
世界天文年2009日本委員会推奨日食グラス(株式会社ビクセン製、以下「日食グラス」)のうち、2008年 11月製造のものに、遮光プレートが抜けている、またはズレて取り付けられているものが含まれている可能 性があることがわかりました。
今回、天文教育普及研究会会員に配布した日食グラスはこれに該当するものです。たいへん申し訳ござい ません。ご使用の際には、以下の「ご注意とお願い」をよくお読みください。
○ご注意とお願い
1.使用の前に必ず遮光プレートが正しく取り付けられているかどうかを確認してください。
2.観察の指導に当たられる方は、配布の際に1について確認し、さらに使用者に対しても注意を促すようお伝えください。
3.不具合がある場合は、絶対に使用しないで、お問い合わせ窓口(株式会社 ビクセン カスタマーサポート課)にご連絡ください。
なお、今回不具合の可能性が報告されているものは、サンプル品として配布されたものであり、市販の製品等 については不具合の発生は確認されておりませんが、お使いになる前には、同様に遮光プレートが正しく取り 付けられていることをご確認ください。
詳細
▽ 「日食グラス」を受け取られた皆さまへのご注意とお知らせ
世界天文年2009日本委員会
▽ ビクセンサイエンスウインドウ誌付属「日食グラス」不具合のお知らせ
ビクセン サポート情報
○国際非電離放射線防護委員会ガイドラインの公開
(2009年7月公開)
国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)による「広帯域の非コヒーレント光学放射(0.38マイクロメートル から 3マイクロメートル)に対する 曝露限界のガイドライン」を当会有志メンバーで翻訳いたしました。
眼視における太陽観察の危険度を知るものとして、非常に参考になります。
※本データは2009年にリリースされたものです。最新版はこちらをご覧ください。
(翻訳作業メンバー:吉田道利、松尾厚、富田晃彦、大島修、仲野誠、篠原秀雄、福江純)
*広帯域の非コヒーレント光学放射(0.38マイクロメートル から3マイクロメートル)
に対する曝露限界のガイドライン・翻訳版(PDF 252kB:7/11第1版のデータです)
○ピンホールをつかった日食観察への招待
(2009年6月公開)
天文教育普及研究会 世界天文年プロジェクト ワーキンググループの大西浩次さんによる、ピンホールに よる日食観察法の紹介です。各地での実践にご参考ください。
*下を向いてみよう!部分日食〜ピンホールをつかった日食観察への招待〜(PDF 644kB)
○7/22の日食に関する学校関係への情報提供
文部科学省経由で、世界天文年日本2009委員会から日食観察などに関する注意喚起の文書が学校など 教育関係に配布されています。ご参考ください。
*7月22日 日食を安全に観察しよう (PDF 2.27MB)
○7/22の日食に関する情報に関連するページへのリンク
2009年7月22日は中国の一部および日本近海で皆既日食となり、日本国内で部分日食が観測できます。話題が高まって来ていますが、情報は以下のページで参照ください。天文教育に役立つ情報が数多くあります。*世界天文年2009 日食観察ガイド (世界天文年2009)
観察方法の紹介や、危険回避のための知識などが詳しくまとめられています。
また、世界天文年2009日本委員会推奨日食グラスの透過度などについても記載されています。*高校天体観測ネットワーク(Astro-HS) 日食観察のマニュアル (高校天体観測ネットワーク)
日食をテーマにしたさまざまな観測方法について、詳しく紹介されています。
*2009年日食観測学習
2009 薩南諸島皆既日食観測学習連絡会作成のWebページです。
日食情報や観察のワークシートなど、学習に参考となる情報が非常に充実しています。*ライブ!ユニバース
日食中継などの情報が公開されます。*2009年7月22日 皆既日食の情報 (国立天文台)
皆既日食となる地点、全国での見え方などが紹介されています。*部分日食の安全な観察のしかた (はまぎんこども宇宙科学館)
写真でわかりやすく観察方法が紹介されています。
○世界天文年2009日本委員会推奨日食グラス
この日食グラスは,医学的に安全が確認されたもので,安心して太陽の観察に使用することができます。2009年7月22日に全国で観察が可能な日食のときをはじめ,通常の太陽観察にもお使いいただけます。
ぜひ授業やイベントでのご使用をご検討ください。
製品についてのお問い合わせはビクセンまでどうぞ。
なお、購入方法については、
・個人
・学校/施設
・法人
によって異なりますので、問い合わせや購入についても、Webでの情報などをご参考ください。
またビクセンのWebページ内に日食についてのページが開設されています。日食グラスや太陽投映板を用いた観察の注意事項などが書かれていますので、指導者の方にも参考となる内容 です。
・2009年夏 全国で日食が起こる! (ビクセン)
天文教育普及研究会 Japanese Society for Education and Popularization of Astronomy