天文教育普及研究会

世界天文年プロジェクト ワーキンググループ

(2009/11/12更新)


世界天文年プロジェクト ワーキンググループ

 2009年は世界天文年です。世界中の天文研究機関および天文教育普及機関がこの世界天文年に向けて取り組んでいます。国内でもすでに、日本学術会議が中心となって、世界天文年日本委員会が設立され、本研究会会長もその委員として名を連ねています。このような状況を踏まえ、天文教育普及研究会として世界天文年への取り組みについて議論し、本研究会独自のプロジェクトを企画・運営することを目的としています。

(1)世界天文年日本委員会および同委員会下部組織である企画委員会への出席
(2)世界天文年日本委員会が行う事業への協力
  ・本研究会企画による事業の提案、および実施・運営
  ・本研究会企画以外の事業への協力

 【関連サイト】→ 世界天文年2009日本委員会のホームページへ



ニュース

○神戸に集おう! 世界天文年2009グランドフィナーレ

 当会も共催し、世界天文年2009グランドフィナーレが12月5日(土)・6日(日)、神戸にて開催されます。

 5日は「語り合おう 世界天文年」と題して、ディスカッションや公認イベントの情報交換、ポスター発表、 2012年の金環日食に向けた議論や話題提供がされます。
 6日は「体験!感動!世界天文年」と題して、いろいろな体験イベントや展示を通じて、宇宙の不思議と魅力に触れられる 1日となります。

 両日共に多くの天文教育関係のみなさまに、参考となる内容が盛りだくさんですので、ぜひご参加ください。詳細は 以下のページをご参照ください。


<世界天文年2009日本委員会Webページ>

・12月5日(土)の参加、およびポスター発表は事前の参加申し込みが必要です。(6日は自由参加となります)
  ※締切は2009年11月24日(日)正午です(予定、定員に達し次第締め切りとなります)


○日食観察による目への障害発生事例の調査について

 2012年の金環日食をはじめとする今後の日食において、さらに安全・安心に観察をしていただくため、今回の日食における 観察の目への障害の事例について調査することとしました。ご協力お願いいたします。
 また、周知のためのポスターも公開しましたので、多くの方への周知、およびご協力をよろしくお願いいたします。


・回答は、次のURLにアクセスしていただき、所定のフォームに書き込んでお送りください。

<日食による目への障害調査回答フォーム>

・アンケート回答の最終期限:2009年10月31日(土)※変更しました
  ※ただし、2009年9月20日(日)の時点で、一度、調査事例の集計を行います。


○7/22の日食に関する情報

 7月22日は中国の一部および日本近海で皆既日食となり、日本国内で部分日食が観測できます。話題が高まって来ていますが、情報はこのページで参照ください。特に安全な観察方法について、現場で十分ご留意いただくようお願いいたします。
 なお、日食を安全に観察する「世界天文年2009日本委員会推奨日食グラス」については、下記の情報を参照ください。



○「一家に1枚 天体望遠鏡400年」ポスターについて

 2009年の科学技術週間に併せ、「一家に1枚 天体望遠鏡400年」ポスターが作成され、科学館などで配布されたほか、Webページも公開されております
 望遠鏡の歴史・発展の歩みや、宇宙を知る歴史を振り返ることのできるポスターです。世界天文年のイベントでのご活用など、ぜひご利用ください。

「一家に1枚天体望遠鏡400年」の製作について
科学技術週間(文部科学省)



○ガリレオの望遠鏡精密復元について

 世界天文年日本委員会では、ガリレオ望遠鏡の精密復元を行い、14倍望遠鏡のレンズはガリレオ望遠鏡の研究家で当会会員でWGメンバーの秋山晋一氏が製作されました。
 ガリレオが望遠鏡で見た宇宙がどのような姿であったのか、詳細な紹介が秋山さんのWebページで公開されておりますので、ぜひご参考ください。

Reproduction Galileo Galilei 's Telescope
現存するガリレオが製作した望遠鏡について



「世界天文年参加・実施マニュアル」公開

 世界天文年2009日本委員会と天文教育普及研究会では、 「世界天文年2009参加・実施マニュアル」を制作したのに併せ、Web版を公開いたしました。
 世界天文年にはどんな企画があり、どうすれば参加できるのか。また、観望会や講演会などイベントの企画のしかた、望遠鏡で人に星を見せるときのノウハウ、関連商品や無料素材の案内なども網羅している小冊子です。
 天文同好会をはじめ天文アマチュアの皆様、天文関連施設の職員、イベント主催者などに役立つ手引書となっています。



○「めざせ1000万人!みんなで星を見よう」プロジェクトWebページ開設

 世界天文年日本委員会の主催企画である「めざせ1000万人!みんなで星を見よう」プロジェクトのWebページが開設されました。
 2009年1月1日からカウントがはじめられます。観望会を実施した天文教育関係のみなさま、さらに「星を見たよ」という身近なみなさまへ、ぜひお知らせください。
 世界天文年には、1人でも多くの人に星を見て欲しい。そんな想いで行われているプロジェクトに、ご参加、ご協力をお願いいたします。



○世界天文年2009日本委員会推奨日食グラスのサンプルを4万個配布しました

 世界天文年日本委員会では,科学技術振興機構と協力のもと,全国の多くの小中学校及び主な科学館・博物館等に各1個ずつ,同機構の機関誌「サイエンスウィンドウ」に同封して「世界天文年2009日本委員会推奨日食グラス」を配布しました。
 この日食グラスは,医学的に安全が確認されたもので,安心して太陽の観察に使用することができます。2009年7月22日に全国で観察が可能な日食のときをはじめ,通常の太陽観察にもお使いいただけます。
 ぜひ授業やイベントでのご使用をご検討ください。
 製品についてのお問い合わせはビクセンまでどうぞ。

 なお、購入方法については、
個人
学校/施設
法人
によって異なりますので、問い合わせや購入についても、Webでの情報などをご参考ください。





   

天文教育普及研究会 Japanese Society for Education and Popularization of Astronomy