2024年春
天文教育フォーラム(日本天文学会との共催)
テーマ:「天文教育・普及にかかわる知見をどのように共有するか」
日本は天文学の教育や普及において先進的な取り組みをしている国のひとつであるが、その成果や知見をコミュニティとして共有し、次世代や世界に繋いでいく仕組み作りにおいては発展途上である。研究者や教育関係者が行う活動の報告や研究の成果については、天文月報や年会の「天文教育・広報普及・その他」セッションなどの場を通じて発表ができるが、天文学を専門としない教育・普及活動の担い手にとっては、なじみがある場とは言いがたい。
また、近年,教育・普及活動の担い手としての重要性を増している一般市民にとっても、参加しやすい場を設けることが必要である。幅広い活動を網羅し、その知見をコミュニティとして蓄積していくことは、社会によって支えられている天文学の持続的な発展のためには、必要不可欠なことである。
天文教育・普及に関する知を共有していくためには、いったいどのような仕組みとなっていることが望ましいだろうか。本フォーラムでは、現在どのような状況にあるのかを俯瞰した上で、課題が何であるのかを議論し、これからの展望を共有したい。
■開催日時:
2024年3月11日(月) 18:00 〜 19:30
■会 場:
東京大学本郷キャンパス(東京都文京区)
(日本天文学会春季年会C 会場 / オンライン)■話題提供(敬称略):
下井倉 ともみ(大妻女子大学) 「天文教育の知見共有についての経験・私見」 松本 直記(慶応高校) 「天文教育普及で繋がりましょう、残しましょう」 ■費 用:
天文教育フォーラムのみ参加の場合,参加費は無料です.天文学会年会受付でその旨お伝えください.
■実行委員:
鴈野重之,高梨直紘,日下部展彦,松岡義一
■主 催 :
公益社団法人 日本天文学会 / 一般社団法人 日本天文教育普及研究会
日本天文教育普及研究会 Japanese Society for Education and Popularization of Astronomy