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2014年春
天文教育フォーラム

日本天文学会との共催)

テーマ : 「社会は天文学になにを期待しているのか?」

 天文学は人類の知的欲望に応えるものであり、学校教育や生涯学習など教育普及活動を通じて人々の 精神的な豊かさに貢献すると同時に、新しい技術開発など実用的な面でも社会に対して貢献を行って いる、というのは天文学コミュニティの中では広く共有されている認識であると思われます。昨年春 の天文教育フォーラムでも、「天文学は社会をリードできるか?」というテーマで議論を行いましたが、 概ね上記のような結論になったと思います。
 しかしながら、上記のような主張は、天文学に携わる立場の人間の自己認識であって、天文学分野の 外から見た時に、同じように見えるかはわかりません。天文学分野の自己認識と、社会からの認識は、 はたして一致しているのでしょうか?私たちは、裸の王様だったりしないでしょうか?あるいは、私 たちが認識できていない新しい観点があったりしないでしょうか?
 今回の天文教育フォーラムでは、社会の第一線で活躍されている天文学分野外の方々をゲストにお招 きし、どのような観点から天文学が役立っていると考えているのか意見をうかがい、天文学と社会の 関係を考える機会のひとつにしたいと考えています。

開催日時

2014年3月21日(金) 15:30〜17:00

会  場

 国際基督教大学(東京都三鷹市)
 (日本天文学会2014年春季年会 A会場)

プログラム(登壇者)

1.斉藤卓也氏(文部科学省科学技術改革タスクフォース戦略室 室長)
2.仲川薫氏(株式会社リクルートジョブズ 執行役員)
3.横山禎徳氏(東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム企画推進責任者/ 三井住友銀行社外取締役/ 社会システム・アーキテクト)

費 用

天文教育フォーラムのみの参加費は不要です。天文学会年会受付で、その旨お伝えください。

実行委員

高梨直紘(東京大学)、菊川真以(つくばエキスポセンター)塚田健(平塚市博物館)、
大山真満(滋賀大学)、安藤享平(郡山市ふれあい科学館)

後 援

日本学術会議物理学委員会IAU分科会



   

天文教育普及研究会 Japanese Society for Education and Popularization of Astronomy