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2011年春
天文教育フォーラム

日本天文学会との共催)

※本フォーラムは中止となりました※

テーマ : 「科学コミュニケーション」

最近では市民が気軽にサイエンスを楽しめるように、サイエンス・カフェなどが各地で広く開催されるようになっ てきました。また「科学技術コミュニケーションの推進」は国の方針としても出されており、内閣府の総合科学 技術会議でも、基本的取り組み方針として「研究活動の内容や成果を社会・国民に対して分かりやすく説明する、 未来への希望を抱かせる心の通った双方向コミュニケーション活動を『国民との科学・技術対話』と位置付ける こと」とし、具体的に大学や研究機関においても今後取り組むべき事項が列挙されるなどの流れができつつあり ます。一方、科学の他分野からは天文分野は「科学コミュニケーション」が進んでいると見なされており、その 点で当事者たちの考え方や手法をまとめて社会に発信できる形にすることは重要でしょう。「科学コミュニケー ション」というものと、天文教育や普及・広報にたずさわっている方々の普段からの活動と違いがあるのでしょ うか。どのような関係にあると捉えるべきなのでしょうか。フォーラムではまず広い立場から見て現在実践され ている科学コミュニケーションの実情を知り、その中で天文分野における特性を概観したいと思っています。さ らに市民的な立場で活動されている例についても話題提供していただき、今後どのような形での発展が期待でき るのかを議論する予定です。

開催日時

2011年3月16日(水) 16:45〜18:15  中止

会  場

筑波大学 筑波キャンパス(茨城県つくば市)
 (日本天文学会2011年春季年会 H会場)

話題提供者

(1)「今の時代に必要な科学コミュニケーションとは」横山広美(東京大学理学部)
(2)「天文学分野における科学コミュニケーション」 縣秀彦(国立天文台)
(3)「市民の立場による科学コミュニケーション」小幡真希(星のソムリエみたか)
(4)討論進行: 高梨直紘(東京大学生産技術研究所/EMP)

費 用

天文教育フォーラムのみの参加費は不要です。天文学会年会受付で、その旨お伝えください。

実行委員

仲野誠(大分大学)、直井雅文(埼玉県立浦和高校)、中道晶香(京都産業大学)、安藤享平(郡山市ふれあい科学館)



   

天文教育普及研究会 Japanese Society for Education and Popularization of Astronomy