2004年秋
天文教育フォーラム(日本天文学会との共催)
テーマ : 「著作権 −あなたの利益と不利益の間で−」
研究者にとって、研究内容を文章にしたり発表するのは仕事のうちです。研究論文だけでなく、教科書や一般むけの科学解説文など、いろいろな文章を書く機会があります。しかし最近、著作権にかかわる怪事件が後を断ちません。翻訳を自分の著作と偽って職を失うのは極端な例ですが、そこまでいかなくても、他人の図を自分の論文中に無断掲載する、二重投稿するなど、いろいろな事件があります。そこで「著作権」についてみなさんの関心を高めるため、このフォーラムを企画しました。
今回は法律的な詳細云々よりも、「執筆の精神」に焦点をおきたいと思います。そのため、メインゲス トは法律の専門家ではなく、一般むけ科学雑誌の編集長にお願いしました。
理事のコメントとともにみなさんに考えていただく材料を提供します。■開催日時:
2004年9月22日(水) 15:00〜16:00
■会 場:
岩手大学 上田キャンパス(岩手県)
(日本天文学会2004年秋季年会 A会場)■講 演
基調講演 「『パリティ』編集20年の経験から」
大槻義彦(早稲田大学、『パリティ』編集長)
コメント 「天文月報で研究者デビューを −宣伝効果と著作権問題−」
土橋一仁(東京学芸大学、月報理事)
コメント 「年会発表の波及効果」
土居 守(東京大学、年会理事)■費 用:
天文教育フォーラムのみの参加費は不要です.天文学会年会受付で,その旨お伝えください.
■実行委員:
田 光江(情報通信研究機構)、加藤万里子(慶応大学)
矢治健太郎(和歌山大学)、安藤享平(郡山市ふれあい科学館)
天文教育普及研究会 Japanese Society for Education and Popularization of Astronomy