1999年秋
天文教育フォーラム(共催:日本天文学会、日本学術会議天文学研究連絡委員会)
テーマ : 「古くて新しい問題:OD問題の現状
−天文学会研究者人口調査から見えてくるもの−」最近の大学・大学院の改組および重点化政策により大学院の院生定員が急増し、これに伴い大学院をめぐる研究教育環境および大学院修了後の就職状況が大きく変化しつつあります。このような状況下での天文学の今後を考えるための基礎資料を得るために、本年5月に天文学会教育委員会では、天文研究者の人口調査を行いました。今回のフォーラムでは、その集計結果を報告します。さらにそこから見えてくる状況について様々な立場の方から話題を提供して頂き、問題点を考えてみたいと思います。
■開催日時:
1999年10月7日(木) 16:45〜18:15
■会 場:
九州大学 六本松キャンパス(福岡県福岡市)
(日本天文学会1999年秋季年会 A会場)■話題提供
1 「研究者人口調査の報告」
沢 武文(愛知教育大学)
2 「研究者人口調査から読みとれること『大学院重点化による影響について』」
教官の立場から 観山正見(国立天文台)
3 「研究者人口調査から読みとれること」
若手の立場から 今井 裕(国立天文台水沢)
4 「研究者人口調査から読みとれること」
日本の学術体制との関連で 池内 了(名古屋大学)
■費 用:
天文教育フォーラムのみの参加費は不要です.天文学会年会受付で,その旨お伝えください.
■実行委員:
山縣朋彦(文部科学省)、縣 秀彦(国立天文台)、鈴木文二(埼玉県立三郷工業高等学校)
仲野 誠(大分大学)、加藤万里子(慶應義塾大学)
天文教育普及研究会 Japanese Society for Education and Popularization of Astronomy