1999年春
天文教育フォーラム(日本天文学会との共催)
テーマ : 「どれだけ出来る?「恒星」についての内容
−新学習指導要領による小・中・高等学校の天文教育−」1998年11月に、2002年度からの学習指導要領が発表されました。学校週休2日制の導入に伴う授業時間の削減のため、理科の内容も見直され、天文に関する内容、開設学年も変わることになりました。しかし子供たちは、インターネットの普及などにより、最新・最先端の情報に接する機会が増え、ますます宇宙に対する興味を持ちつつあります。
今回は、新学習指導要領における「恒星」に関する内容の取り扱われ方を通じて、子供たちが今現在学んでいること、ぜひ学んで欲しいこと、そして研究者たちが提供している情報と教育現場とのギャップについて明らかにし、これから天文界を担う子供たちへの天文教育へのありかたについて議論したいと思います。各分野の方々の多数のご参加をお待ちしております。■開催日時:
1999年3月27日(日) 15:00〜16:30
■会 場:
京都大学 総合人間学部および人間環境学研究科(京都府京都市左京区)
(日本天文学会1999年春季年会 F会場)■話題提供とプログラム
1 「新教育課程の最終答申とは」
水野孝雄(東京学芸大学)
2 「小・中学校の天文教育」
西村一洋(大阪府枚方市立山田東小学校)
3 「高等学校における天文教育」
大島 修(岡山県立鴨方高等学校)
■費 用:
天文教育フォーラムのみの参加費は不要です.天文学会年会受付で,その旨お伝えください.
■実行委員:
鈴木文二(埼玉県立三郷工業高等学校),西村昌能(京都府立向陽高等学校)
沢 武文(愛知教育大学),加藤万里子(慶應義塾大学)
天文教育普及研究会 Japanese Society for Education and Popularization of Astronomy