2021/3/2 16:02PM
Category: 東北支部

2020年度東北支部会開催のお知らせ

今年度(2020年度)の東北支部会を、3月20日(土)~21日(日)の予定で開催いたします。

ご存知の通り現在新型コロナウイルス感染症が蔓延しております。このような情勢を考慮し、今回はオンラインでの開催といたします。なお、会議ツールはZoomを使用する予定です。
オンライン開催になることで、皆様とお顔を合わせられない(ディスプレイ越しの対面)となりますが、逆にいいますと地理的な障壁を取り払えるということでもあります。東北支部メンバーに限らず、あるいは天教メンバーでなくても参加可能ですので、ご興味がある皆様はまる奮ってご参加下さいませ。また、天教の活動にご興味がある皆様にも、適宜情報を共有していただけますと助かります。

○東北支部会のテーマ

今回の支部会のテーマは、

  東北からの天文教育・普及〜過去からはやぶさ2,そしてその先へ〜

といたします。

この3月は、あの東日本大震災の発生からちょうど10年に当たります。
大震災は多くの人の命を奪い、また同時に発生した原発事故では福島を中心に多くの方への苦悩をもたらしました。一方、星空観望や天文を素材にしたプログラムが、多くの人にとっての癒やしとなりました。これについては、2016年に東北支部にて開催した年会においてもご報告した通りです。
震災から10年、折しも新型コロナウイルスによるパンデミックが、今度は全国、そして全世界という規模で私たちを苦しめています。星空を眺めることは、こういった苦しみを持った私たちの心にも大きな支えになることが期待されます。
星空が、天文広報普及がいま社会にできることは何か。大きな災害を経験した東北の地で、バーチャルではありますがぜひ議論を行っていきたいと思います。

また、東北は過去、現在、未来と宇宙へのつながりがある場所でもあります。支部長(寺薗)がいた会津も、かつて江戸時代には会津藩校日新館が天文台を設置しており、現在この遺構は日本天文遺産に選定されています。同じく会津は最先端の月・惑星探査「はやぶさ2」にも深く関わっています。岩手の国立天文台水沢は最先端の天文学を推進している場所でもあります。
東北における天文の過去、現在、未来を通してみてくるものもまた、皆様と語り合えればと思います。

もちろん、これらのテーマに属さない発表も大歓迎です。皆様の話題提供を心よりお待ち申し上げております。

 

○会期

3月20日(土)~21日(日)

※現在、20日午後~21日午前の会期を考えていますが、発表の数によってはどちらかのみになる可能性があります。
※20日(土)については、夜にはオンラインでの情報交換会(懇親会)も計画しております。こちらにもどうぞ奮ってご参加下さい。
※発表数によっては、会期が20日または21日のどちらかになる可能性もございます。

○ご参加の方法
<発表される方>
以下の情報を、メールにて terazono [アット] u-aizu.ac.jp あてにお送り下さい。

・お名前
・ふりがな
・ご所属
・メールアドレス
・発表題名
・参加可能日時 (20日午後・20日夜の情報交換会・21日午前)
※上記の通り、発表数によって期間が短縮される可能性がございます。ご了承下さい。
・発表の大まかな内容(200字程度で)
・発表に際してのご希望があればお知らせ下さい。

発表時間につきましては、15分+質疑応答5分を想定しております。
3月12日(金)までにお送り下さい。

<ご参加のみの方>

以下の情報を、メールにて terazono [アット] u-aizu.ac.jp あてにお送り下さい。

・お名前
・ふりがな
・ご所属
・メールアドレス
・参加可能日時 (20日午後・20日夜の情報交換会・21日午前)
※上記の通り、発表数によって期間が短縮される可能性がございます。ご了承下さい。

3月19日まで受け付けます。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。