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2010年春
天文教育フォーラム

日本天文学会との共催)

テーマ : 「世界天文年後の天文教育と普及」

  昨年、2009年は世界天文年で、年末にはグランドフィナーレが神戸で開催され、その幕を閉じました。天文学関係者にはさまざまな面でこのイベントと関連をもたれた方も多かったのではないでしょうか。また、天文現象にも事欠きませんでした。特に7月の皆既日食はメディアでも大きく取り上げられました。この世界天文年を機会に多くの天文教育普及活動が世界中でくり広げられました。その中には従来の個々の活動が全国的に組織化されたり、新たな試みに取り組まれた例もあったでしょう。世界天文年に関連したイベント等も各地で催され、普段は天文学に関心の薄い層の人たちにも天文学をアピールすることもできたでしょう。しかし、昨年に盛り上がったこのような活動を一過性のものとして終わらせるのではなく、これを契機として、一般市民までも巻き込んだ息の長い天文学の教育普及活動に繋げてゆくことは重要であると考えられます。そこで、今後継続的であることが期待される企画のいくつかから、その経過と課題や問題点等を中心に報告していただき、世界天文年後の天文教育と普及について今後の展望を拓きたいと思います。

開催日時

2010年3月24日(水) 15:00〜16:20

会  場

広島大学 東広島キャンパス(広島県東広島市)
 (日本天文学会2010年春季年会 E会場)

話題提供者

(1)世界天文年をきっかけとして 「宙博」藤原 洋(インターネット総合研究所)
(2)学校教育への影響 「君もガリレオ」縣 秀彦(国立天文台)
(3)文化/普及面への寄与 「アジアの星の神話・伝説」吉田二美(国立天文台)
(4)研究者側からの発信 「全国同時七夕講演会」柴田一成(京都大学)

費 用

天文教育フォーラムのみの参加費は不要です.天文学会年会受付で,その旨お伝えください.

実行委員

仲野誠(大分大学)、加藤一孝(広島市こども文化科学館)、中道晶香(京都産業大学)、熊谷紫麻見(日本大学)



   

天文教育普及研究会 Japanese Society for Education and Popularization of Astronomy